アカデミー賞で監督賞・撮影賞を含む3つもの賞を獲得した映画『ROMA/ローマ』をはじめ、数々のヒット作品を手がける Netflixが、音楽界の女王ビヨンセと次々にタッグを組んでいます。
まず手始めに配信スタートしたのは、4月17日から始まったドキュメンタリーフィルム、『HOMECOMING ビヨンセ・ライブ作品』。この映画はビヨンセが2018年に屋外音楽フェス、「コーチェラ」のヘッドライナーを務めたときの舞台裏とステージの様子を収めたもの。
この作品では、ビヨンセのパワフルで圧倒的なライブパフォーマンスもさることながら、いつもは表に出ることのない、舞台裏での彼女の超人的な努力が視聴者たちに反響を呼んでいます。
それは、2017年の6月に双子を出産してから、このコーチェラに出演するために実践した、産後ダイエットの様子。出産時に98キロもあった体重を減量するため、ビヨンセは「パンを我慢して、炭水化物や砂糖、乳製品に肉や魚、アルコールも摂らないようにしているわ。だからお腹がペコペコなの!」と発言。
ストイックすぎる内容に、番組を観た視聴者たちは驚愕。Twitterではビヨンセのプロ意識を称賛するツィートが相次ぐ事態に。
元々2017年のコーチェラにヘッドライナーとして出演予定だったビヨンセは、直前に双子の妊娠がわかり、ドクターストップがかかり出演を断念したという経緯があります。双子を妊娠していたこともあり、体重の大幅な増加や高血圧、妊娠中毒症、そして妊娠高血圧腎症に罹り、さらに出産時には緊急帝王切開手術を受ける羽目に。2018年のコーチェラに向けて準備しているときも、「肉体も強さも持久力も、元には戻れないんじゃないかと思うことがあったわ」と振り返るビヨンセ。
いつも神々しいくらいのオーラを纏う彼女が、そんな風に数々の困難を乗り越えてファンたちの前に戻ってきてくれたという事実を知ることで、余計にビヨンセの歌声を聴くと勇気が湧いて来る気がします。
さて、この『HOMECOMING』リリースからまだ間もないのに、すでにあと2本、ビヨンセがNetflixと新たな番組配信の契約を交わしているとの報道が。『Variety』によると、ビヨンセはこの3本で60億円以上の契約金を手にしたのだとか。60億円……(無言)。この報道が事実なら、ビヨンセは間違いなく2019年に最も稼いだ女性アーティストとなりそう!
とりあえず私も、GWのお休みに、ゆっくり『HOMECOMING』鑑賞したいと思います♪
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