【プロの貯め方・増やし方】42歳独身女性は不動産投資で不労収入を_img0
 
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西山
マユさんは、今は不動産会社を経営していらっしゃいますね。

 

マユさん
はい、不動産紹介を含めて、お金全般の相談を請け負っています。保険会社勤務の経験もあり、お金についての全般を勉強してきたので、幅広く相談に乗っていますね。

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片岡
どんな方がご相談に来るんですか?

 

マユさん
30代の女性が一番多いですね。

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片岡
思ったよりも若い!

 

マユさん
年齢が上でも50代くらいかな。独身の方、既婚の方、半々くらいです。

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片岡
みなさん、普通に不動産投資をされんでしょうか。大きなリスクを背負うような気がして、ハードルが高い……。

 

マユさん
確かに金額は高いですよね。いきなり不動産投資をしなくても、まずは株や投資信託でもいいと思います。でも、私も、株や投資信託などいろいろ投資してきたのですが、一番自分に合っていると思うのは不動産だったんです。女性には向いているんじゃないかな……。

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西山
不動産投資のメリットは、どんなところだと感じますか?

 

マユさん
「不労収入が入ってくること」ですね。売ったり買ったりで利益を求める人もいますが、私は賃貸収入を重視。もし病気やケガ、転職活動中などで収入がなくても、賃貸収入があれば保険のかわりになる。仕事の収入があれば、ダブルインカムになるわけです。

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片岡
副業みたい!

 

マユさん
そうそう! 仕事の収入で生活をしていければ、賃料収入を投資にまわすことでさらに増やせる。貯金をしておいて、老後資金にしてもいいですしね。

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片岡
不動産投資は、どんな人に向いていますか?

 

マユさん
行動力があって、好奇心があって、あとは真面目な人かな。「将来のプランを立てて」「老後のために考えて」という堅実な人の方が、うまくいくと思います。「もうけてやる!」と意気込む人は、すでに高騰している物件を買って失敗してしまうので……。

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西山
失敗してしまった人もいますか?

【プロの貯め方・増やし方】42歳独身女性は不動産投資で不労収入を_img1
 
 

マユさん
いますいます。テナントが満室の1棟のビルを買ったら、すぐにテナントの半分が出て行って、ず~っと空室とか……。賃貸収入が入ってこないし、仕事の収入からローンを返済しきれずに、自己破産寸前の方がいました。

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西山
大きな金額のぶん、失敗したら痛手が大きいですよね。一刻を争う事態……。

 

マユさん
そうなんです、今日明日のお金がないわけですからね。空室になっても家賃保証をするという条件だったのに、その方の場合は守られなかったり。私から専門の弁護士を紹介したりとなんとか解決に持ち込みました。自分の返済能力以上のものを怪しい不動産会社から買ってしまったのが失敗の原因だと思います。

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片岡
そんな話を聞くと、不動産投資って怖い……。

 

マユさん
でも、専門家の私から見たら「なんでこんな物件買っちゃったの?」と思うんですよ。駅からものすごく離れているし、本人がよく知らない土地の物件だし。契約書もずさん。

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片岡
いい不動産会社さんに出合うコツってあるんでしょうか。

 

マユさん
どこの会社が信用できるかというよりも、「人」だと思います。不動産会社のサラリーマンだと、販売ノルマがあって悪い物件をすすめざるを得ないこともあるかもしれませんし、転勤や退職でいなくなることもある。やっぱり「信用できる人」をつかまえることですね。引っ越しする際に、いい不動産屋さんだと思ったら、その人を覚えておくのもいいかも。

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西山
大きな金額ですし、慎重にいきたいですよね。

 

マユさん
そう、絶対に! 飛びついたらだめ(笑)。

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片岡
ミモレの読者の方の中にも、不動産投資に興味がある方は多いと思うんですよね。

 

マユさん
収入が高い人は、不動産投資に興味を持つ人が多いですね。不動産投資のやり方によっては節税対策にもなりますし。信頼できる友人や知り合いで不動産投資をやっている人がいたら、その人に不動産会社を紹介してもらうのも手だと思いますよ。

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――次回は、マユさんに、不動産投資以外の貯蓄や投資方法についてお聞きしていきます。後編(6月17日アップ予定)をお楽しみに!

文/西山美紀
撮影・構成/片岡千晶(編集部)
 
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