ポルトガルでワイナリーを経営する友人のジョアオと。 彼のワインのラベルにもなっている古代石の前で。

ポルトガル、特に私の住んでいるアレンテージョ地方のワインは今、世界中から注目されています。
この間、旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」でも取り上げられていました。
気候と土壌、良いワイン作りに欠かせない条件がこの地方には揃っています。
朝夕の温度差はもちろん、ブルームという朝の霧が一段と美味しいワインを作ってくれるのです。

アレンテージョ地方には、たくさんの小さなワイナリーがあります。
もちろん、古くからのワイナリーもありますが、2000年以降、ワインが趣味でワイナリーを作ったという外国人のワイナリーもたくさん。
私も、好きなワインを見つけては、そのワイナリーを訪ねています。

ほとんどのワイナリーにはショップがあり、ワインテイスティングができます。レストランを兼ね備えているところもあれば、数室の小さなホテルを備えているところもあります。
ショップでは他のお店では手に入らない、特別なワインも手に入ります。

皆さんも、ぜひアレンテージョ地方のワイナリーを訪ねる旅をプランしてみてはいかがですか?
首都のリスボンからレンタカーで、そのまま高速道路を南東に1時間ほど走れば、まず、私の家もあるホテル&レストランL’and Vineyardsに着きます。
ここに1泊し、アレンテージョ地方でただ一つ、ホテル内にあるミシュランの星付きレストランで夕食を。

次の日にはユネスコの世界遺産に指定されている都市・エボラに移動。
Da licencaというまるでアートギャラリーに泊まっているようなホテルに宿泊しては?
このエボラとベージャの間にたくさんのワイナリーがあります。
まず、私の友人でもあるジョアオのワイナリー、Pêra-Graveは欠かせません。ここのワインはこの地方でも最もハイランキングのワインです。

彼が友人のジョアオ
 
 
 
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