閉経したら女として終わり? そんなふうに不安に感じている女性は多いよう。そこで、女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニックを目指し、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている『成城松村クリニック』の松村圭子院長に、いつまでも美しく輝く秘訣を教えてもらいました!

レイリさんからの質問

Q. 閉経間近。でもずっと、
内側から艶のにじみ出るような女性でいたい。

 

43才になりました。39才で2人目を出産したのですが、生理が不順になってきたかもしれません。2カ月来ずに、やっと来たかと思ったら、薄い血が約1週間といった感じで。若い頃から生理は毎月来ていたので、とうとう卒業するのかな?? と不安です。こんなことでクリニックにかかるのも、先生に呆れられそうだし、母に聞いても「覚えてないよ」と言われ参考になりません。若々しく、内側から艶のにじみ出るような女性になりたい。ミモレを見て、デリケートゾーンのケアと脱毛も始めました。今後の生理との向き合い方を教えていただきたいです。(43歳)


特別ゲスト 松村圭子先生の回答

A. 大事なのは、食事・運動・ときめき。
心が輝いていることは、想像以上に大事なんです。


内側から輝くには、まずは年齢に捉われないことが大事だと思います。どうしても生理が女性の象徴であるかのように思ってしまい、更年期とか閉経と聞くと、「女でなくなる」と感じてしまう方は多いもの。でも失われていくものを追いかけてばかりいると、心が落ち込む一方です。そうではなくて、そのときそのときに合った素敵な歳の重ね方をしていくことが大切だと思うのです。

 

若い頃にはない、歳をとったからこそ生まれる美しさというものもあると思います。それは決して、美魔女みたいに年齢不詳であるということではなくて、その年代ゆえの「これ」といったときめきや生き甲斐を持っていることだと、私は思っているのですが。

私が常々、診察に来られた更年期世代の女性たちにお伝えしているのが、「大事なのは食事・運動・ときめきの3つ」という言葉なんです。それほど、心が輝いているということは大事なのですよ。正直、現代の医療をもってすれば、外側を取り繕うことというのはある程度まではできます。でも内側からにじみ出る美しさというものを考えたなら、自分が楽しくいられる、幸せでいられる、ということが重要になってきます。そのためにも、自分が何をしたいのか、自分の心と向き合ってください。人からどう思われるか、ではなくて……。これから大事なのは、「いいね」を押されるための人生ではなくて、自分で「いいね」を押せるような人生を見つけることだと思うのです。

たとえば私にとっては、その“ときめくもの”が料理なんです。以前は料理なんてあり得ないと思っていた程やらなかったのですが、体を壊したことをきっかけに始めたところ、想像以上に楽しかった。かつ健康にもつながるということで、どんどんハマッていったのです(笑)。

だから、「私には向いていない」などと決めつけず、何でも試されてみるのが良いのではないでしょうか。その中で、きっと自分が楽しめる何かを見つけられるはずです。そしてそれは、自分でしか見つけられないものでもあるのです。更年期を、ちょうどいい人生の折り返し地点だと思って、自分が何をしたいのか、どう在りたいのか、自分の心の声に耳を傾けてみてください。それを見つけられれば、自然と内側から美しさがにじみ出るような女性になれると思うのです。

PROFILE
 取材・文/山本奈緒子

 

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