忙しい時、もう1品ほしい時に助かるからと、おかずを作りおきしている人も多いはず。さらに冷凍しておけば、長く保存もできて便利ですよね。そんなとき、保存容器やジッパーつきのポリ袋に入れていませんか? これをオーブンシートに替えて1人分ずつ包むだけで、フライパンで温める時もするりとはがれてストレスフリー! また電子レンジの時はシートごと器にのせて温めて、食べ終わったら紙ごと捨てればいいので、洗い物が簡単! といいことだらけに。
これは料理家の上田淳子さんが、離れて住む義父の食事のお世話をすることになったことがきっかけで生まれたアイデア。それまでもおかずを冷凍保存していたものの、必要な分だけ器に移すのもひと苦労。そこでオーブンシートを使ってみたところ、思っていた以上に便利なことを発見。さっそくレンジで温めるだけのおかず、フライパンで焼くだけのおかずのレシピを生み出したそう。

 

このアイデアは、遠く離れて住む家族へのお届けごはんはもちろん、ふだんの作りおきにもおすすめ。今回は著書『離れている家族に 冷凍お届けごはん』から“レンジでチン”のレシピを紹介してもらいました。
 

食べる時はレンジで温めるだけ!
サーモンとブロッコリーのレモンバター蒸し

 
 

主菜とつけ合わせが同時にできるので、忙しいときのクイックランチにも。

 材料(2人分) 

サーモンの切り身……2切れ(約180g)
ブロッコリー……4房(約60g)
バター……10g
塩……小さじ1/2
こしょう……適量
レモン(国産の薄切り)……2枚
白ワイン……大さじ1

 作り方 

1.サーモンはできるだけ骨を抜き、好みで皮を除く。塩をまんべんなくすり込み、10分ほどおく。
2.1の表面をさっと水で洗い流し、キッチンペーパーでしっかりと水けをふく。
3.ブロッコリーは小房に分けてから7㎜幅に切る。
4.2枚のオーブンシート(30cm角)にブロッコリーを等分に並べ、2を1切れずつのせてこしょうをふる。レモンとバターをのせ、白ワインをふりかける。
5.オーブンシートの手前と奥を持ち上げて重ね合わせ、合わせ目を2回折りたたむ。両端をひねり、キャンデー形に包む。包んだら、ポリ袋に入れて冷凍する。

食べる時は、ポリ袋から取り出し、凍ったまま紙包みごと耐熱性の器にのせ、電子レンジで4~5分加熱する。
 

上田 淳子(ウエダ ジュンコ)

神戸市生まれ。甲南女子短期大学卒業後、辻学園調理師技術専門学校入学。同校の西洋料理研究職員を経て渡欧。スイスのベッカライ(パン屋)を始め、フランスの三ッ星レストランやシャルキュトリー(ハム・ソーセージ専門店)などで修業を積み、帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフ・パティシエとして勤務する傍ら、料理家として活動。大学生の双子の男の子の母であり、自らの育児経験と知恵を生かした作りやすい家庭料理のレシピが好評。子どもと家族の“食”に関する活動を行い『るすめしレシピ』(自由国民社)、『共働きごはん』(主婦の友社)、『中学・高校生のお弁当』(文化出版局)など著書も多数。

 

『離れている家族に 冷凍お届けごはん』

著者 上田 淳子 講談社 1300円(税別)

たちまち重版!
離れて住んでいる親に子どもに、また作りおきにも便利と評判です。
数年前、著者の義理の母が入院。遠く離れて住む義理の父の食事をどうするかと困った事態に。そこで、料理ができないお舅さんのために考えたのが、クール宅配便で送れる冷凍おかず。作るのが簡単で、冷凍してもおいしく、栄養もあるおかずを多数考案するうちに、自分や一緒に暮らす夫や大学生の息子たちのためにも役立つことに気がつき、冷凍庫にストックするように。
自分が忙しい時でも、レンジでチンまたはフライパンでさっと焼くだけでいいので、家族のごはんを心配することもありません。

冷凍保存に使う容器は、保存袋だと取り出す時に扱いにくい、コンテナ容器だと洗うのが面倒……ということでオーブンペーパーを使うことに。
食べる時に食材がつるんと取れて扱いやすい、お皿にそのままのせればお皿も汚れない、と最適です。

自分のためにも、同居の家族にも、離れた家族にも、好みや体のことを考えて作っておける「作りおき冷凍ごはん」。持っていったり、送ったりもできる「お届けごはん」としても大活躍の、家族の絆を深めるレシピ集です。

『離れている家族に 冷凍お届けごはん』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
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写真/嶋田礼奈(講談社)

 

出典元:https://kurashinohon.jp/195.html