予告をしました通り、今回の「読みごろFRaU」は、スペシャルゲストに大草直子編集長をお招きしてお話を伺います~! パチパチパチパチ~。
校了したばかりの『FRaU』7月号「母と私」特集の校了紙を抱えて、大草さんのもとへ。
誌面を見ながら、面白かったところなどお話を伺おうと思ったのですが、私たちが大草さんに聞きたいのはそういうことじゃない! せっかくですもの。知りたいのは、
大草さんのお母さんってどんな方なんですか?
ですよね。
「一番頼りにしているし、全部相談する。理想的な関係だと思っています」と大草さん。
みなさんもご存じのように、3人のお子さんの母である大草さんですが、「今でも、自分が子供たちの母親という感覚より、母の娘であるという感覚のほうが強い」と言います。
一方で、お母さまは「とっても子離れが早い、自立した人」だそう。三姉妹の長女である大草さんが社会人になってから、子育ての経験を生かしてお仕事を始めたという一面も。「専業主婦と働く母の両方を経験している点でも尊敬しています」。
そんなお母様を「この人すごい」と思った一番の出来事とは?
大草さんが前夫との離婚を決めたとき、「決めたならしょうがないわね」と、引き止めたり怒ったりせずにただ受け止め、子どもの面倒を一手に引き受けてくれたこと。当時の大草さんは、フリーランスとしてどんどん仕事が忙しくなっていった時期であり、仕事を断れない、日曜日でも撮影や入稿があるといった状況。「でも母は、私に『子どもほったらかしにして……』なんて責めたり文句を言ったりは一切しなかったんです」
そんなお母さまのサポートもあって、「細かな記憶がないくらい忙しかった30代」を駆け抜け、講談社から書籍を出版。「大草さんのお母さんから、編集部に読者ハガキが送られてきたんですよ」というエピソードをその本の担当編集だったミモレの匂坂先輩が教えてくれました。「そうそう! 見覚えのある字でね。『とても素晴らしい本です』だって(笑)」。
大草さんと匂坂先輩、思い出して二人でめっちゃ笑ってましたが、今、この原稿打ちながら、私、不覚にもウルウルしてきちゃいました……。
そんなわけで今日はココまで。
大草さんが母として「子どもに絶対に言わないようにしていることとは……」は次回に続きます!
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