終身雇用は崩壊し、遅かれ早かれフリーランス型雇用に時代は向かうと思っている。それは、メンバーシップ型からジョブ型雇用への移行と言われる場合もある。答えは簡単。そこに向かわなければ、ほとんどの会社の体力はもたなくなるからだ。

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ミモレ大学のキャッチコピー「自分を知って、社会を知って、未来を知ろう」。それは、社会が激動の中、「既成概念にとらわれず、行動や思考を他人に左右されず、自分と社会との関係を対等に保ち、日々を自分らしく謳歌したいという気持ちを応援する」という意味をこめ、皆で考えた。

多勢と同じ動きをしない人が出ると、それを必ず阻止をしようとする人が現れると聞いたことがある。多勢と同じ選択をしている自分が間違っているかもしれないという不安にさいなまれるからだそうだ。あなたが行動をしようとするときに助言をしてくる人がいたとしたなら、それはあなたのための意見とは限らない。その人がただ自分自身の不安要素を消そうとするためだけの作戦、ということが大いにありうるということだ。

きっとほとんどの場合、人からの助言で自分の中にある大切な何かを押し殺す必要はないのだろう。どうか、勇気をもって。自分に言い聞かせている。

会社に限らず、特定のコミュニティの壁の中のルールに自分を最適化させすぎると、その壁の外側の世界に適応できない自分になってしまうという危機感をもつようになった。ミモレを運営するにあたり、たくさんの方の意見に積極的に触れてきたからだと思う。そして、大学院でさまざまな業種で働く同輩に囲まれたことも大きかった。大学院で知り合ってから(つまりこの1年3ヶ月の間に)軽妙に2度転職した外資系IT業界のツワモノ(そして、彼は先頃、そのキャリアと並行させながら、別の会社でインターンを始めた! ちなみに私より少し年上)と話すと、今の自分がとても不自由そうだな、と思えてくる。

進化論で有名なダーウィンの名言がある。

強い者が生き残るのではなく、賢い者が生き延びるわけでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。

これからも何かを悔やむことはあるだろうが、誰かのせいにしたところで世界はきっと変わらない。

すべては自分次第!

脳内BGM Don't Stop Me Now(唄:クイーン)

〜明日へ続く〜