スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

デニムパンツ/ミラ オーウェン ブラウス、サンダル/イザベル マラン バッグ/ドリス ヴァン ノッテン バングル/アダワットトゥアレグ ※すべて私物

8000円のデニムと20万円台のレザー。
それぞれのコスパを考える


Tシャツやデニム、レザージャケット――クローゼットの定番アイテムに関しては、私の中で明確な適正価格があります。「必ず揃えておきたいもの」だからこそ、の「正しいプライス」は、自分自身で決めておくことが大切。例えば、デニム。ベーシックがほとんどのラインナップの中で、今っぽさや流行、時代のスピード感を表現できるのはデニム。少なくとも半年に1度は新調するので、¥20000以下は絶対。願わくば、¥10000以下なら最高。ボトムが決まるとおしゃれも決まるので、体型に合った、テイストが好きな――レギュラーブランドを決めておくと楽ですね。全ての条件に合っているのが、ミラ オーウェン。しょっちゅうショップをのぞいて、その時期のおしゃれを支える1本を手に入れるようにしています。