世界各国数ある王室のなかでも、話題性と注目度NO.1と言えるのが英国ロイヤルファミリー。なかでも2人のプリンセス、キャサリン妃とメーガン妃は、スタイルアイコンとして、着用アイテムが話題になり完売続出。そんな2人、流行を上手に取り入れつつも、確固たるスタイルを持っているのです。

今回はキャサリン妃の夏のワンピースについて、代表的なスタイルや最新コーディネートを、英王室キャサリン妃研究家・にしぐち瑞穂さんの解説とともに紐解いていきます。


キャサリン妃の夏のワンピースは「トレンドのミモレ~マキシ丈」で決まり!


ご結婚当初はコンサバが基本だったキャサリン妃ですが、年々トレンドを意識し、より洗練されたスタイルに。夏のワンピースも、トレンドのミモレ丈やリゾートライクなマキシ丈を好んでお召しになられています。スタイルアップして見えるよう、ウエストマークも忘れずに。

 

ピンタックを効かせたミディ丈の白いシャツドレス。黒いボウのついたベルトで“ウエストマーク”するという、キャサリン妃流の着こなしポイントは外しません。2019年7月、ウィンブルドン観戦。写真:REX/アフロ

「ヴィンテージ風のクラシカルなデザインをモノトーンでまとめることで、ロイヤルらしさは保ちつつ、よりモードな印象になりましたね。テニスの選手権ウィンブルドン カラーの白を基調としているのも、常にTPOを考えたファッションがお得意のキャサリン妃らしいですね」
(にしぐちさん)

 

アレキサンダー・マックイーンのオフショルダーのマキシワンピース。フォークロア調のデザインで夏のリゾートにもぴったりな軽やかさ。2017年7月、ドイツ訪問。写真:Mark Stewart/Camera Press/アフロ

「晩餐会等を除き、通常公務では肩を露出することはないのですが、こちらは海外でのお昼のガーデンパーティーということで選ばれた大変珍しいケース。ただ、プライベートではオフショルダーをよくお召しになっているようで、実はお好きなのでしょう」(にしぐちさん)

 
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