世界各国数ある王室のなかでも、話題性と注目度NO.1と言えるのが英国ロイヤルファミリー。なかでも2人のプリンセス、キャサリン妃とメーガン妃は、スタイルアイコンとして、着用アイテムが話題になり完売続出。そんな2人、流行を上手に取り入れつつも、確固たるスタイルを持っているのです。

今回はメーガン妃の夏のワンピースについて、代表的なスタイルや最新コーディネートを、英王室キャサリン妃研究家・にしぐち瑞穂さんの解説とともに紐解いていきます。

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メーガン妃の夏のワンピース「シンプルもしくはカラフル」の2タイプ


メーガン妃らしいシンプルでモードな着こなしは、ワンピース選びでも同様。一方で、夏のならでは、といえるのがカジュアルなリゾート風のワンピースです。以前のメーガン妃スタイルの記事で黒が定番色とお伝えしましたが、珍しく色を着こなす姿も見られます。

Vネックとフレンチスリーブで適度に肌見せしたミモレ丈のワンピースはキャロリーナ・ヘレラの2019年リゾートコレクションのもの。クラシカルさもありながら、メーガン妃らしい旬の着こなしに。2018年7月、サンタバリー・ポロ大会にて。写真:Splash/アフロ

「一見すると、フィット&フレアのシルエットでキャサリン妃もお召しになりそうなワンピースですが、デザインも色もシンプルで辛口、甘くないものを選ぶのがメーガン妃。エッジの効いた、キャッツアイ型のサングラスを合わせて、モードに仕上げているのもかっこいい!小物選びにメーガン妃のセンスの良さが窺えます」(にしぐちさん)

 

ハリー王子とコーディネートされたブラックドレスはステラ・マッカートニーのもの。 ウエストの大きなバックルがポイントに。2019年6月、MLBロンドンシリーズ。写真:UPI/アフロ

「メーガン妃お得意の“ブラック”ドレスですが、ノースリーブではなく半袖、首元の詰まったクルーネックなど、産後ということもあってかいつもより露出を抑えたデザインを選ばれていますね」(にしぐちさん)

 
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