累計300万部を突破した伝説のヒット漫画『惡の華』が9月27日にいよいよ劇場公開となります。劇場版で主人公を演じるのは幅広い年代から人気の俳優の伊藤健太郎さん。映画とともに、原作コミック『惡の華』を読んで作品の世界観をたっぷりと楽しんでみて。
主人公は、中学生の春日高男。ボードレールの『惡の華』が好きな文学少年です。春日くんは、クラスメイトの仲村佐和に目撃されているとも知らず、思いを寄せている女子の体操着を突発的に持ち帰ってしまいます。仲村さんからは弱みを握られ、周囲に自分の犯したことをバレたくない春日くんは、仲村さんと変態的な行為をする契約をすることに……。
主人公の春日くんが体操着を盗んでしまったことをきっかけに物語は進んでいきますが、存在感があるのは変態行為を迫る仲村さん不気味さ。やめてあげて！！と思わずにはいられないほどですが、それは単なるイジメとは違い、春日くんの内なる自分を解放する存在だったのです。
大人になった今だからこそ読んでほしい
大人になると、思春期や青春期を輝かしく感じるものです。けれど、思春期は今よりずっと抱えきれない悩みがあって、成績が落ちたらどうしよう、可愛くなくてどうしよう、失恋で死んでしまいたいと思ったことも何度もあります（笑）。しかも、正しいだけではないもう一人の黒い自分への気づき。今となっては、それごときで！と思うことでも、常に闇が渦を巻いていたはずです。この作品は、胸をえぐられるような懐かしさはもちろんのこと、お子さんがいる方は、思春期、青春期の不安と焦燥と葛藤に向き合うきっかけとなるはずです。リアルよりもリアルに人間の本質を描いた『惡の華』。胸が締めつけられながらも一気読みしてしまいました。みなさんもこの機会にぜひ。
一話無料公開をぜひチェックして！
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『惡の華（１）』
著者 押見修造 講談社
ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた、大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚！ 盗んだことをバラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは…!?
＜映画紹介＞
『惡の華』
9月27日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
累計発行部数 300 万部を記録する押見修造の人気コミックを原作とした、映画『惡の華』が 9 月 27 日に全国公開に！
鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描き、思春期の暗黒面をえぐり出した本作で主役・春日高男を務めるのは、今最も勢
いに乗る若手俳優の伊藤健太郎。春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役には、「ViVi」の専属モデル
を卒業後、女優として大躍進を続ける玉城ティナ。春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、雑誌「ニコラ」で 注目を集める 16
歳の次世代モデル、秋田汐梨が数百人以上のオーディションを経て大抜擢されました。そして、今回初の映像化となる高校時代、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役に、モデル、女優と大活躍中の飯豊まりえが扮するなど、最旬キャストの共演も見逃せません。
キャスト：伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ
原作:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
監督:井口昇
脚本:岡田麿里
製作:『惡の華』製作委員会(ハピネット ひかりTV ファントム・フィルム 角川大映スタジオ 日活)
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会
公式サイト: http://akunohana-movie.jp
twitter:@akunohana_movie
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