著書『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』が話題の、ファッションエディターの伊藤真知さん。今回は100回以上雑誌でユニクロの特集を担当してきた伊藤さんによる、大人が着るべき「上質なユニクロ」を選び抜く方法、3つのポイントをご紹介します。ぜひご覧くださいね。
1 圧倒的な高見え素材を知っておく
「上質感」とは言葉のとおり、質がいい感じ。つまりは素材です。日常に着る服はやはりリアルに使えることが第一なので、実際に高級かよりも”いい感じ”が出せれば十分。ただし、ユニクロの服はシンプルなのものが多く、よくも悪くも素材に目がいきやすい。たとえ全体的に質が良くても、慎重に選ぶ必要があります。
実際に高く見える素材としては、ハリ感が大事。シワがつきやすいものや薄いものは安っぽく見えがちですが、薄い素材でもEZYアンクルパンツやレーヨンブラウスはシワになりにくいのでオススメです。
2 最強の色は大人なベーシックカラー
素材よりもある意味、ごまかしの利く色。
使いやすいベーシックカラーこそが、最も高見えすることもあり、誰でも簡単に「上質感」を演出できるというメリットがあります。
中でもオススメは黒、ブラウン、ネイビー。黒とネイビーは冠婚葬祭にも使われるだけあって、その品の良さは折り紙つきです。
3 ディテールや丈はあいまいを避ける
「素材」と「色」の他にもう一つ、気をつけるべきなのが「サイズ」選び。ユニクロはウィメンズ、メンズ、キッズがあり、オンラインショップに限っては小さいものではXS、大きいものは3XLまで展開している商品が数多くあるので、それだけ自分に合うものが見つかるチャンスもあります。中途半端なロング丈や、うっかり開いてしまったネックラインはだらしなく見えるだけ。どんな服にも共通することですが、体に合ったサイズのものを着ているとそれだけできちんと見えて、品の良さが生まれます。つまりは「上質感」につながるのです。
この他にも、『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』には、日常でユニクロを素敵に着こなすための伊藤真知さん流TIPSが満載です!
『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』
著者 伊藤 真知 講談社刊 1400円(税抜)
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「身長155cmでも、ユニクロはメンズ売り場から見る」
「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」
「超ベーシック服なら人とのかぶりは気にしないでOK」
「大人にちょうどいいのは“ユニクロ5割”コーデ」
「ユニクロには“一生モノ”のバッグはいらない」
「¥1000Tシャツで毎日おしゃれになれる」
など、目からウロコが落ちるユニクロスタイルのコツが満載!
ユニクロを人気ファッション誌で何度も特集し、本人も着倒してきたからこそわかる、真実のユニクロ名品リストも公開。
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『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
講談社くらしの本はこちら>>
・第1回「【大人のユニクロ塾】この春買うべき圧倒的「高見え」シャツ」はこちら>>
・第2回「プロが8本購入。ユニクロ最強パンツは1年中使えて、誰でも美脚!」はこちら>>
・第3回「コーデの5割まで!ユニクロをおしゃれに着こなす基本ルール」はこちら>>
・第4回「ユニクロ ユーの名品「1000円Tシャツ」で、毎日おしゃれ!」はこちら>>
・第5回「夏のユニクロは女っぽいアイテムが充実! 伊藤真知さん発・偏愛名品5選」はこちら>>
伊藤 真知(いとう まち)
ファッションエディター。1979年生まれ。津田塾大学卒業後、出版社に勤務。その後フリーとなり、『VERY』『with』『BAILA』『Marisol』など、幅広い女性誌で活躍。ファッションページの編集やインタビューの他、ブランドのカタログ製作なども手がける。ユニクロをテーマにした企画も多く担当し、自身もユニクロを偏愛。本人のシンプルだけれどどこかお茶目なカジュアルコーデはさまざまな媒体で注目されている。