2013年には41歳にしてPeople誌の「最も美しい人」に選ばれたこともあるグウィネス・パルトロウも、現在は46歳。

 

アラフィフになった彼女が、歳を取ることについての心境をPeople誌のインタビューで語っていました。
 

写真:REX/アフロ

「シワができたり更年期が近づいたりする年齢になって、抱きたいとか美しいとか思われなくなると、女性のアイデンティティには何が起きるのかしら?」と彼女。

「人生が深まるにつれ、自分のことをよく知って、自分自身をジャッジしないようになるわ。自分の価値がクリアになってくるのよね。若い頃には難しかったけど、今では誠実でいることも可能になったわ。そしてすべてのことを楽しみながら上手く回せるようになってくる」。

美容については、「自分のインナービューティに、より注意深くなって来たわ。それによってもっと自分を好きになり始めるの。それはいい気分よ。あなたは自分が誰だかわかっていて、自分の人生を形作る、人間関係や仕事を評価するようになるの。もちろん、目尻のシワをみつけて『あらやだ!』って思うこともあるけどね(笑)」

外見より内面の美に気を使うようにシフトしてきたというグウィネス。とは言えハリウッド女優である彼女は、「オーガニックのスキンケアを使いつつ、美容レーザーの施術だって受ける」と公表しています。

そんな彼女が2度とやらないと決めているのはボトックス注射。顔の表情が固まってしまって、自分ではなくなってしまったようだったとか。

更年期の初期段階にあることをカミングアウトし、自らが主宰を務めるライフスタイルサイト「goop」では更年期障害用のサプリメントも販売。ライフステージに合わせて上手くキャリアのシフトチェンジをしてきた、商売上手でもあります。

プライベートでは、去年9月にプロデューサーのブラッド・ファルチャック氏と再婚し、週のうち半分を一緒に過ごすという新たな結婚スタイルにチャレンジ中。

私のイメージでは、グウィネスってコンサバっぽい外見のわりに、すごくイノベーティブな女性。ファッションもビューティもトレンドを果敢に取り入れているし、恋愛や生き方も、安定を求めるよりも攻めてる感じがします。いつまでも飽きられずにハリウッドに君臨できているのは、自分をアップデートし続ける、彼女のそんな好奇心とチャレンジ精神旺盛なところによるものが大きいのかも。

46歳にして、人生の第二のステージに突入した感のある彼女。今後、50代、60代となったときに、どんな風に女性たちをインスパイアしてくれるのか、楽しみです。
 

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