朝、眺めの良い湖畔の招待客専用テラスで、エスプレッソを。

実は、今回の旅行にご招待下さったスイス インターナショナル エアラインズ(SWISS)からも、ここまでたくさんのブログを書いて欲しいとは頼まれていません。執筆開始4年半にして、初めて自主的に9日間連続で投稿しているのは、書くことが自然に溢れてくるから。思えば、私の曽祖父が約90年前、鉄道技術を学ぶためにチューリッヒ郊外に住んで以来、家族4世代にわたりスイスの魅力に取り憑かれています。

滞在4日目はローザンヌから列車に乗り、ヴヴェイで四半世紀に一度開かれる「ぶどう栽培者祭り」(Fête des Vignerons)を見てまいりました。ヴヴェイはかつてチャップリンが別荘を構えた街としても知られていて、今もその優雅さを残しています。

まだ人気の無い時間、案内してくれた会場スタッフの若い女性は、私たちがはるばる日本から来たということを知り、とても感激してくれました!そんな純朴なところもいい。
SWISSもこのお祭りの協賛企業の一つで、私もメインのショーのチケットと、VIPアクセスのためのブレスレットを頂きました。これを見せると、写真のテラスで飲み物を頂きながらゆったり過ごしたり、ランチ会場に入れたりします。

スイス随一の産地であるこの地方でぶどうを栽培する人たちや、それを取り巻く自然の営みをテーマにしたショーは撮影禁止でしたが、地元の方たちが総出で参加。老若男女、その土地に住む複数の人種、障がいのある人、さまざまな人々がハイライトされて。若くて健常で、体が細くて足が長くて顔立ちが一様に「整って」いて、といった基準ではなく、本当に色々な人が出演する方が、リアルでパワフルで、躍動感がある!演じるのは素人とはいえ、踊りや動きも揃っていて、専門家による演出や衣装の芸術的センス、創造性も素晴らしい。ワインやぶどうといった「もの」に焦点を当てるのではなく、栽培者という「人」に焦点を当てたことによる、温かさがありました。伝統と最新技術が融合した、感動を与えるショーのヒントは、意外にこんな小さな場所にあるのでは。 

ワイナリーや飲食のスタンド、音楽の演奏など。賑やか。
ショーの後はワインを頂きながら、サラミやチーズ、デザートなどを。
「地面に落としたゴミが、湖に流れ出ることもある」など、湖の保全を呼びかけるさまざまな標語が、ポップなデザインでお祭り会場のあちらこちらに。飲み物の提供の仕方なども、なるべくゴミを出さないよう配慮されています。

ちなみにスイスで毎夏開かれるイベントとしては、モントルー・ジャズフェスティバルやルツェルン音楽祭などがあり、私も聴きに行ったことがあります。やはり湖畔での賑やかなお祭りなので、音楽がお好きな方はこれに合わせて旅行を計画するのも楽しいですね。人気のアルプス方面を含め、宿泊先をご予算に合わせたトラベル・パッケージも予約できますよ。

この日の夕方、4年間住んでいたジュネーブへも列車で行ってきました。働いていたUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)本部なども懐かしく。噴水には小さな虹がかかって。