タレント・小林麻耶さんが、読者の方と「ほっとできる時間」を共有したい、そんな気持ちでお送りする連載。
今回は、連載を始めるにあたっての思い、そして旦那さんとの出会い、結婚までの経緯をお伝えします。

 
私にとって、今までになかった素材の黒、パンツの服。イヤーカフもはじめて。鏡の前の自分が別人のよう!

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ミモレで連載をスタートします


はじめまして、タレントの小林麻耶です。この度、チームミモレの仲間入りをさせていただくことになりました。皆様のお力を借りて、成熟した素敵な女性になれるよう学んでいきたいと考えています。「ぶりっ子」「ピンク色」のイメージが強い私が、ミモレさんのような大人のためのウェブマガジンで連載を持てること、心から嬉しく思います。ご縁を大切にしていきたいです。
 
今年7月、40歳になり、人生の第2ステージに突入。30代も楽しいけど、40代はもっと楽しそう、と感じてきたので、この年代を心待ちにしていました。
35歳を過ぎてからは30代後半をスキップして早く40代になりたいと思っていたくらいです。それほど、周りに魅力的な40代女性が多かったのだと思います。

40代に入り、いよいよここからが私の人生の本番だと感じています。30代までは誤解を恐れずに言うならば、他の誰かの人生を生きてきた気がします。それが意識的でも無意識でも。もちろん幸せでしたし、後悔はありません。一生懸命生きてきたので。
でも、結婚し、自分ではない誰かと一つ屋根の下で暮らすことで本来の「自分」に出会えるようになってきました。自分だと思っていた人物が、学校、社会、家庭、常識、固定概念、師匠や友人の考えに影響され、そのデータを自分に取り込み過ぎて、自分ではない人物になっていたことにも気が付きました。

これからの人生、仕事もしていきたいし、社会貢献も始めたい、もし授かることが出来れば子供も欲しい。年齢を重ねれば、また役割が増えていくでしょう。
そんな中、役割から外れた本来の「自分」でいられる時間を自分で作ることで、もしくは本来の「自分」であり続けることで、魅力的にパワフルに歳を重ねていけるのではないかと、今思っています。

 
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