恋愛セラピストとして大人気の広中裕介さん。実は、彼自身も悩んだ先にいまの職業があるということにびっくり! 恋愛の悩みから広中さんを知った読者からも、「恋愛に限らず、生き方のヒントになる」と支持されています。ミモレ読者の婦人たちの心にも、スッとしみこむような言葉やエピソードの数々。ぜひお読みになっていただけたらと思います。

【恋愛セラピスト広中裕介さん】パートナーシップの原点は、自分を第一に労わること_img0
 

広中裕介 1980年生まれ。恋愛スクールMirumi代表。周りの女性たちの恋愛相談に乗っているなかで、独自の恋愛観から悩みの核心をつくアドバイスが好評をはくし、口コミで支持を受けて恋愛スクールを設立。現在は、恋愛に悩む女性だけでなく、まわりとのコミュニケーションに悩む女性たちからも注目されている。女性と男性の脳や考え方の違いに基づくアドバイスは、恋愛やパートナーシップをきっかけに、今までの自分を見つめなおすきっかけとして大好評! ブログ「愛する人の世界でいちばん可愛い女になる」はこちら インスタは@yusuke12.12 

 


女性は愛を与えることより、
受け取ることにもっと注力してほしい


そもそも広中さんが、恋愛セラピストなったワケ。直接のきっかけは、心理カウンセラー・心屋仁之助氏のセミナーに通うようになったことです。社会人になり、料理人として5年、整体マッサージ師として7年(後半2年は独立してサロン経営も)過ごすうちに、どんどん生きづらさを感じていったことが理由だそう。独立して軌道にのり、まわりからは「なにを悩んでいるの? 仕事も恋愛も順調そうなのに」と言われる日々。「今思うと、生き方がわかってなかったんですよね」と振り返る広中さん。

【恋愛セラピスト広中裕介さん】パートナーシップの原点は、自分を第一に労わること_img1

(左)広中さんのデビュー作にしてベストセラー。『既読スルーされた数だけ幸せになれる』¥1300(KADOKAWA)男女の理想的なパートナーシップを築くアドバイスがたくさん! 恋愛だけでなく、旦那さんに対してや、同僚に対して、男友だちに対しても活用度大。 (右)現代のコミュニケーションツールLINEテクニックにより焦点をあてた本作。ただ、ベースはやはり広中さん流のコミュニケーションの考え方。『掟破りのLINE術』¥1300(KADOKAWA)


恋愛やパートナーシップで悩んでいるのは、
「自分自身をケアして」というサイン


「心屋仁之介さんを知ったのは、本当に偶然で、書店でパッと目に入ってきたんです。『人間関係がしんどいと思ったら読む本』で、そのまま彼のマスターコースに入りました。整体マッサージサロンを経営していたころは、経営と実務が両方重なって、体力的にも気力的にもつらかったですね。クライアントとの距離感やパートナーシップにも悩んでいました。心屋先生のマスターコースに行って、宿題や課題は多いんだけど、両親へのインタビューをするなど、フィールドワークもあってそれが面白かったんですよ。それまでは、頑張ってきたのは間違いないけど、おもしろくはなかったと気づいたんです。つまり、自分を幸せにする方法がわかっていなかったし、そういう発想がそもそもなかったんです。頑張る、よりも、面白がれるほうがパワフルだって気づかなかったというか」と広中さん。

 
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