誕生日を祝ってくれる友人たちと。
私の60歳になってからのテーマは、社交辞令で適当なことは言わない、です。
たぶん、私を表現する 言葉として追加するなら「お調子者」「二重人格」。これは子供のときからです。
この性格ゆえに、特に会社やいわゆる社交界で、心とは裏腹なことを人にはまったく気づかれずにできたのは利点です。
私の一番苦手な人を「大親友かと思った」と、後で言われることが多くあります。
もちろん、それも生きていく上でのテクニックですし、いろいろな人とうまく付き合うのは大切です。
ところが、そのために私自身が痛い目にあうこともしばしば。
だから私のこれからの目標は適当な軽口を言わない、なのです。
社交辞令で言った、「ぜひ今度、私の別荘にいらして」。
この一言であまり親しくもない人を来客として迎えることになったり 、「ぜひ、今度はご一緒に」、で行きたくない場所に行きたくもない人と一緒に行く羽目になって、そのために過大な出費を支払ったことも多々あります。
礼儀正しくカインドであっても、それ以上は必要ないということです。
「過去は歴史であって、未来はミステリー、今がプレゼント」という言葉を噛み締めて、気持ちの良い毎日を過ごせたらいいですよね。
前回記事「コラム最終回に寄せて。日々の生活は小さなチャレンジの積み重ね」はこちら>>
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