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「昼は仕事でプレゼン、夜はデートの服は?」大草直子&川上さやかが回答

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久しぶりに「コーデの鉄人」企画が登場! 「コーデの鉄人」とは、大草直子コンセプトディレクターが実際にコーディネートを組み立てていく様子を動画でご紹介する特集です。3回目になる今回は、スペシャルゲストをお迎えし、人気ブランドPLST(プラステ)にて、スタイリスト対決が繰り広げられました!


スペシャルゲストとしてスタイリスト川上さやかさんが参戦!

 

大草直子コンセプトディレクターからの指名で、今回はスタイリスト川上さやかさんとコーディネート対決をすることに。川上さんはスタイリストになる前から大草ディレクターの大ファンで「隣に並ぶ事さえ緊張する!」というほど。今回は「昼間は仕事でプレゼン、夜はデート」という真逆のシーンに対応できるコーディネートについて考えます。

 


「日中は仕事でプレゼン、夜はデート」の日のコーディネートは?


スタイリスト大草直子のアンサー
「スーツの男性から浮かず、同じにもならない」
女性らしいジャケットスタイル

ジャケット¥10500 、ブラウス¥6990、パンツ¥8990、バッグ¥21000、パンプス¥7990/プラステ

「まず大前提として、仕事服は自分のものではなく相手のためのもの。一緒に仕事をする方に、自分がどう映るかを考えるのが大事。なので、ダークスーツをまとった男性の中にいて決して浮かず、同時に女性としての優しさ、繊細さを表現することも心がけます。そして、仕事服には“清潔感”もかなり大事だと思うんです。シャツの襟の内側が汚れていたり、シワが目立ったりするとすべてが台無し。おろしたてに見えるように手入れをした服をまとうことが大切だと思います」

①まずはチェック柄のジャケットを選択
「その考えを踏まえ、まず選んだのは、遠くから見ると無地に見える、控えめなチェック柄のジャケット。ジャケットならではのキリッとした佇まいは、プレゼンの場にぴったりです」

②ジャケットのインには色のボウタイブラウス
「ジャケットのインには、グリーンのボウタイブラウスに、ボルドーのパンツと、色×色の組み合わせにしています。仕事の時は、ジャケットをはおっているため、そこまで色が主張しませんが、デートの時にジャケットを肩にかけたり、脱いだりすると、きれいな色の面積が増え、印象を変えることができます。そして、靴とバッグは黒を選び、きちんと感の演出とコーディネートの引き締め役を担ってもらいます」

③ボウタイの結び目を替えてプレゼン仕様→デート仕様に


「仕事を終えて、着替えをせずそのままデートに行くという今回のシーンために、肝となるのがボウタイブラウスです。ボウタイブラウスは、ネックレスをしなくとも地味に見えないので、仕事のシーンでは華美にならずに、さりげない女らしさを演出してくれます。プレゼンの時は、上の写真のように上の方でタイを結ぶことで、キリリとした印象に。反対にデートの時は、結び目を下に下げてリラックス感を出したり、片蝶結びにしたり…。シーンによって、アレンジがしやすいのが便利です」


スタイリスト川上さやかのアンサー
「ビジネスのドレスコードのなかで女らしさを楽しむ」ノーカラージャケット+深色ワンピース

「私が銀行員だったときに、仕事服において気をつけていたことは、ちゃんとアイロンをかけていくことでした。当時は制服だったのですが、制服のYシャツが3枚支給されていて。袖にアイロン線をいれることをこだわっていました。普段着のシャツにこの線がついていたら、買いたてみたいで恥ずかしいのですが、仕事の時はこのアイロン線のおかげでメンズのYシャツのようにピシッと見えて、清潔感や信頼感につながると思っていました。また、大草さんがおっしゃったように、仕事服は相手ありきのことで、信頼感がとても大事。自分が好きだから、似合うから着るというのは違うと思うんです。ある程度のルールの中で、素材感で変化をつけたり、色を取り入れたりするくらいがちょうどいいと思っています」

①最初に深いグリーンのワンピースをチョイス
「そこで、今回まず選んだのは、深いグリーンのワンピースです。明るいグリーンはオフィスで着こなすのが難しいと思うのですが、このような落ち着いたグリーンなら着やすいですし、とろみのある素材なので、大人っぽく女らしく見えます。プレゼンの時はかっちり見せたいからとついシャツなどを選んでしまいがちですが、それでは堅苦しく見えすぎてしまうことも…。ワンピースという新しい選択、ぜひおすすめです」

②次に女っぽいノーカラーのジャケットを
「そして、プレゼンといえば、やはりジャケットが必要ですよね。ジャケットはノーカラーで、今っぽく仕上げました。ワンピース×ジャケットで、かっちりしつつも、女っぽさが残るコーディネートになったと思います。デートの時は、ジャケットを脱いで。ワンピースはサイドスリット入りなので、歩くと脚がチラチラとのぞき、セクシーさも演出できます」


それぞれのコーディネートのご提案、いかがでしたか? 大草ディレクターも川上さんも、グリーンを活用したコーディネートになりました。続いて、撮影当日におふたりが着ていたアイテムについて紹介します。

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