11月22日の今日は「いい夫婦の日」。“いい夫婦”とは、いったいどんな夫婦でしょう。お互いを想い合い、助け合い、災害や不慮の事故・トラブルなどの困難を共に乗り越え、家族というカンパニーを運営していく良きパートナーであり続けること、価値観を共有し、共通の趣味・趣向をもつこと……などなど、一般的にイメージする”いい夫婦”でいるために必要なこと非常に多岐に渡ります。果たしてその条件には、性的な魅力や関係性が継続していること、性的趣向や相性の一致は含まれるでしょうか。そんなことを考えさせられる漫画が渡辺ペコさんの描く『1122(いいふうふ)』です。

『1122』の主人公は、結婚7年目の仲良し夫婦、妻・相原一子(いちこ)と夫・相原二也(おとや)。子どもはなく、お互いの仕事を尊重し合い、会話はあって関係は良好なものの、セックスレスが続いています。そんな二人が選んだのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認している恋人・美月がいます。

 
 

性欲は「もっぱら凪」「ほぼ無風」と語るいちこですが、美月のもとへ出かけていく夫に心がまったく波立たないわけではありません。

 

“公認不倫”のキャッチーさだけでなく、お互い口にしない夫婦の本音や女性の性欲をリアルに描いていることで各メディアでも取り上げられ注目を集めている『1122』。以前に編集部ブログでもご紹介し、「女性にももっと気軽に性的な気分を楽しめる場があればいいのに」と書いたところ、大変な反響がありました。

夫に大きな不満はないし、新たに大恋愛をしたいわけではないけれど、この先、性的な満足感がないまま老いていくのは悲しい……と密かに思う日本の女性は、少なくないのでしょう。

『1122』を読んだ妻たちのリアルな本音はこちら>>

美月との恋に浮かれる夫を見て、嫉妬なのか欲求不満なのか、心波立ったいちこが選んだ手段とは……。夫婦関係を継続していくため“性欲や色恋は外で”、は成立するのか!?  割り切っているつもりでも割り切れない感情をえぐり出すように描く『1122』に、あなたの本音も炙り出されるかもしれません。

「いい夫婦の日」のオフィシャルサイトによれば、いい夫婦の日とは、「普段パートナーに伝えられない想いを伝え、気持ちをカタチにして贈る機会」として設定されたものだそうです。(”伝えていない前提”なのが日本らしいですね・汗)。
漫画『1122』は、そんなお互い普段なかなか口にしない本音や積もった想い(自分にも相手にも)に気づいたり、伝えるきっかけにもなりそうです。

本日、11月22日に最新刊6巻が発売に! 二人の関係はさらなる新展開を迎えます。

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『1122(1) (モーニング KC) 』

著者 渡辺 ペコ 講談社

妻・相原一子。夫・相原二也。結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。『にこたま』の渡辺ペコが描く最新作は、結婚の嘘と真実。結婚したい人もしたくない人も――「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ!