――話は変わりますが、柴山さんご自身はどんなところにお金を使っているのですか?
柴山:私は「家事の自動化」にお金を使っていますね。
日本は忙しい時代になりました。
昔のように、終身雇用制度で会社が面倒を見てくれるわけではありませんし、一定の経験を積むと「あなたは次にこれをしなさい」と会社から仕事を与えられ、昇進していくわけでもありません。
豊かな老後に向けて、「資産運用」と「キャリア」を自分で考え、行動していかなくてはならないのです。その分、時間が必要になります。
また、子育て中の人もいますよね。子育て家庭はさらに自分の時間が足りないと、私自身も6歳の子どもがいますので日々痛感しています。
――いかに自分の時間をつくるか、ですね。
柴山:はい、今一番貴重なリソースは時間だと思います。時間の節約のために、まず我が家に導入したのが食器洗浄機です。
これまで私がなるべく手洗いしていたのですが、どうしても時間がかかります。忙しくて洗えないときは、妻に負担をかけてしまいます。
そのため、我が家の狭いキッチンスペースに置けるタイプの食洗機を買いました。使っていたお箸が食洗機対応ではなかったので、対応するお箸を買いました。以前ニューヨークで買った大きなお皿が入らないので、大きなお皿は普段は使わなくなりました(笑)。
あとは、全自動のロボット掃除機ですね。手間をかけずに部屋中がすっきりして助かっています。
資産運用の方は、今はウェルスナビに完全に任せています。自分の資産運用に時間をかけるのはもったいないですから……。その分、仕事に注力しています。
――時間配分を変えているのですね。ちなみに「家事の自動化」で浮いた時間は、どうされていますか?
柴山:子どもと遊んだりして、家族で過ごす時間に使っています。子どもは本当にかわいいですね。家族との時間を増やすことが、私のお金の使い方として優先順位が一番高いです。
――ものすごい親近感です(笑)!
撮影/山本遼
構成/片岡千晶(編集部)
前回記事「資産運用を始める人に伝えたい3つの注意点【ウェルスナビ・柴山和久さん】」はこちら>>
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