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始める前に知っておきたい美容医療最前線「隠す時代はもう終わり!」

 

最近、テレビやインターネットの間で話題になっているのが「美容整形」の是非について。シミ・シワ治療から二重手術、小顔見せまで、SNSなどを通じてクリニックで治療したことを“公表”する女性たちが増えています。この現象を美容医療に携わる人たちに聞いてみると「美容クリニックを利用する人が増え、市民権を得てからの流れ」と言います。
美容医療の最前線は今、どのような変化を遂げているのでしょうか?
美容クリニックの現場を訪ね、最新の美容事情をレポートします。


現場でも実感。
「美容医療はものすごいスピードで変化している!」


国内の美容医療市場を調べてみると、2009年の売上規模は2482億円、2014年では2833億円、2017年は2014年と比べると114.8%の3252億円という右肩上がり。今後、さらに成長が見込まれるマーケットとして注目されています。
*出典:矢野経済研究所 美容医療市場規模推移(医療施設収入高ベース)

 

数字を見ての通り、急成長を遂げている美容医療。
「若い年代を中心に美容クリニックに訪れる女性が増えているのを現場でも実感しています。中でもここ最近は20〜30代前半の女性が目立っています。治療内容など積極的に情報収集をしているのも若い世代ですね」
とウォブクリニック中目黒 総院長・髙瀬聡子先生。

髙瀬先生は大学を卒業後、大学付属病院の皮膚科医として働き、アトピー外来・レーザー外来などを担当。2007年にウォブクリニック中目黒を開業し、今年で11年目を迎えます。

この10年の美容医療市場の変化についても「思っていた以上のスピードで進化しています」と髙瀬先生は言います。


女性の気持ちに変化
セルフプロデュースを積極的に行う時代


「まぶたを二重にしたり、額のシワを目立たなくする治療は20代の若い世代を中心に増加傾向にあります。その内容をSNSなどに積極的にアップしているのも現代ならではの特徴ですね。

美容医療というと『痛い』『高い』『危険』などマイナスイメージを持たれる方も少なくありません。私が開業した当時は、レーザー治療はあったのですがフォトフェイシャルは出てきたばかり。肌の「シミをとる」ということが可能だということが何となくわかっている時代でした。その一方で「注入系」と言われるボトックスやヒアルロン酸などの治療は、当時もありましたが、やっている人は限られていました。

それから10年経った今、『シミができた。じゃあ、クリニックで取っちゃおう』、頬に絆創膏をしていたら『あ、レーザーしてきたのね』と。女子高生の昼休みの話題といえば“おすすめのクリニック”の情報交換というくらい美容クリニックが身近になっています。
なぜ、ここまで市場が成長したのか? 色々考えてみたのですが、やはり女性たちの“意識の変化”によるものが大きいと思います。

その一番の理由は“キレイになること”への欲求です。大学を卒業し、社会人として仕事をバリバリこなす女性が増えてきました。身だしなみを整えること・見た目印象の良し悪しがビジネスにも影響を与えることは皆さんも実感したことがあるのではないでしょうか。
最近では『まわりにどのように見られるかではなく、自分がどのようになりたいか』へと意識が変わってきていますよね。
その上で、『キレイになることは恥ずかしいことではない、隠すことでもない』ということを声にする、または実行に移す女性が増え、その手段のひとつとして美容医療の需要が拡大したのだと思います」(髙瀬先生)