「献立に迷いたくない!」そんな思いは、誰もが持っているのでは?
Twitterで大人気のアカウント「きょうの140字ごはん」の中の人であり、二人の子をもつワーキングマザー、寿木けいさんのごはん作りが、その参考に。
帰宅してから30分で完成できて、応用アイデアが無限に広がる「きほんの10品」があれば、毎日の家ごはんの組み立て方が楽になると言います。
今回は、寿木さんの著書『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』から、手軽で持続可能な「きほんの10品」の内の1品、「焼き魚のさっと煮」のレシピとその応用アイデアを教えていただきました。

 

ある日、焼き魚の身も皮もあまりにおいしそうで野菜と一緒にスープにしてみた。これが大成功。
野菜やきのこを足せば、ボリュームのある一品に。
質のいい切り身が手頃な値段で手に入る日本で、魚料理を作らないなんて、もったいない。

 

切り身を活用する
「焼き魚のさっと煮」の作り方


鯛の切り身に塩をふって15分置き、キッチンペーパーで水気を拭く。コンロの魚焼きグリルで皮面を焼く。カリッと焼ければOK。底の平らな鍋に鯛とチンゲン菜の軸を並べる。水(魚が半分隠れるくらいの量)と醤油を入れて、その上をチンゲン菜の葉で覆うようにしてから中火にかける。葉が落し蓋の代わりにもなるので、蓋はいらない。沸いたら中火にして、2 分煮て火を止める。余熱で火を通し、ふっくら 仕上げる。煮すぎると身が硬くなるので、食卓の支度の一番最後に作り始めるくらいでいい。

 
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