街中がイルミネーションできらきらと輝き、クリスマスソングがどこからともなく聞こえてくるこの季節。私はいつも糸井重里さんの『思えば、孤独は美しい。』という本に出てくる一節を思い出します。「クリスマスを憎んだことのある人は、幸いである。そのときに見つけた『じぶんのさみしさ』こそが、すべての素敵なものを入れる宝箱なのだと思うから」というものです。賑やかな雑踏が目に入るだけで、心が押しつぶされるように感じる瞬間。自分だけが淋しくて不幸で、ひとりぼっちであるかのように感じてしまう、そんな経験が私にはあります。でも糸井さんは、そうしたクリスマスを何度も過ごすことで、まぶしく見えていた人々が実はそうでもないと、宝箱にもなるというのです。40代というのは、そんな宝箱を誰もがひとつ、そっと胸のなかに持っているような気がします。なんだかしんみりしちゃいましたね。占いはせめて元気にということで、今週の九星気学占いをお届けします。
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