ファッションのポイント② 着回し


ご存知の方も多いと思いますが、キャサリン妃は着回しがお得意。実は、この日も着ていたワンピースとパンプスは着回しアイテム。

このワンピースは今年の1月の公務で初お披露目されたもので、先週が2度目の着用でした。では、前回のワンピース着用時とコーディネート比較をしてみましょう。

 

写真/アフロ

こちらのコーディネートが1月の公務のときのもの。
前回はグリーンアメジスト&ダイアモンドのピアスで、今回はシンプルなフープ型。そしてベルトは、前回は型押しベルトで、今回は同素材のベルト。

 

着回しはすれども、絶対同じコーディネートをしない!キャサリン妃なのです。


ちなみにスエードのパンプスは2度とも、日々頻繁に愛用されているキャサリン妃の信頼アイテム。8.5cmヒールはキャサリン妃にとっては、履きやすい高さ。色違いで何足もお持ちになっています。


ファッションのポイント③ 自宅でのホストスタイル
 


さて、話は先週の着こなしに戻り、3つ目のファッションのポイントです。

この日は通常公務とは異なり、ご自宅でお仕事、という珍しいシーンでした。
どこかを訪問する場合とは、やはり違いが感じられたキャサリン妃ファッション。

まずは、単純にクラッチバッグがなし。これは当然ですね。
そして、ファッションがミニマムでミニマルであったこと。
色は地味すぎず派手過ぎない、シックなグリーン系のほぼワントーン。ピアスだけは色が同系色ではありませんでしたが、かなりプレーンなデザインを選ばれ、ベルトも目立たないものにされていました。
極力要らないものを省き、できる限り控えめにされたファッション。

これは、ホスト役として、自宅を訪れたゲストの皆さんがリラックスできるようにという、キャサリン妃の配慮でしょう。
ご自分が目立つのではなくゲストをもてなす、そんな想いがうかがえるキャサリン妃のファッションに、真のエレガンスを感じませんか?
皆さんも是非、自宅でなくともお仕事でも同様、誰かをおもてなしする際の参考にしてみて下さいね。
 

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構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)
 

 

前回記事「英国プリンセスと女子アナの共通点 私たちを魅了する理由とは?【キャサリン妃研究家にしぐち瑞穂】」はこちら>>

 
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