今年も終わりに近づき、一気に寒さが厳しくなってきました。気づけばコートがマストとなってきた、ここ最近。
日本と同様に、もしくはそれ以上に厳しい寒さの英国ですが、キャサリン妃はどんなアウターで冬を乗り越えられるのでしょうか。 公務時、お車で到着されたあと建物内で過ごされることが多いとはいえ、外での視察も兼ねていることもあり、気温差のある状況が常です。
それゆえに、室内・屋外のどちらでも対応できるアウターがキャサリン妃にとって理想的。防寒ができ、見た目は上品でロイヤルらしいもの。 そんなキャサリン妃の審美眼にかなった、コート選びは、私たちにも役立つヒントが隠れています。
キャサリン妃が選ぶコートは大きく分けると2つのタイプがあります。ひとつはベーシックな定番コート、もうひとつはトレンドや季節感、そしてキャサリン妃のアイデアが詰まったコートです。今回は、ベーシックな定番コートについて紹介します。
①ブラックのノーカラーコート
コート/ゴート ブーツ/ラッセル&ブロムリー 写真/Mirrorpix/アフロ
黒にクリーム色のトリミングがアクセントとして効いているノーカラーコート。 実は、キャサリン妃はご結婚当初からノーカラーのコートを愛用されていて、このようなAラインのシルエットは、通常時から妊娠中まで、幅広く活用されています。このコートは既に何度も着回して公務で着用されていていますが、この時はハイネックのトップスとスキニーのパンツを合わせブーツインしたスタイル。カジュアルに着こなしていらっしゃいます。
コートの中にミニ丈のワンピースなどを着て、足元を軽やかなストッキングにし、ドレスコートのように着れば、パーティーなどのシーンにもぴったり。本格的な冬が到来する前から着用可能です。
また、クレープ素材のノーカラーコートは幅広いコーディネートに対応できるので、とても便利な一枚です。
②フィット&フレアのテーラードコート
コート/スポーツマックス スカーフ/ビューラ・ロンドン 写真/代表撮影/ロイター/アフロ
実は、定番デザインであるテーラードのコートもお好きなキャサリン妃。 フィット&フレアーのシルエットに膝丈と、こちらも鉄板の条件ですね。でも、襟が変形していて大きめだったり、ボタンが表には出ず裏側に隠れていたりと、すべてが定番でないことが、”さりげなくお洒落に見えるコート”を選ぶ秘訣といえます。
そしてブルーといえばキャサリン妃の代表カラー。ブルーでもこんな落ち着きのある色なら、秋冬のベーシックカラーとも相性良し。同系色のプリントスカーフをプラスすれば、華やかさもアップしますね。キャサリン妃が公私共に愛用されるようなベーシックデザインなら、私達にも取り入れやすい でしょう。
③メタルボタンのダブルブレストコート
コート/ドルチェ&ガッバーナ 写真/Vantage News/アフロ
きっちり感のあるダブルブレストのコートもキャサリン妃の定番的デザイン。 このプラム色だけではなく、色違いのグリーンもお持ちなほど、お気に入りのデザインです。
メタルボタンがアクセントになっていて、きっちりと閉じて着れば一枚でサマになるコート。それだけにシルエットが命! そして体に合ったサイズ選び。コーディネートで誤魔化せないからこそ、着た時のサイズ感が重要なのです。
全てがダークになりがちな冬ファッション。これくらいの暖色系ならチャレンジしやすく、ダークなベーシックカラーとの相性も良いうえ、顔映りも明るくなるので、皆さんにもぜひオススメです。
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