【速報!嵐×Netflix】ドキュメンタリー作品配信は2020年新時代の幕開け!_img0
 

2020年の年末でグループとしての活動を休止することを発表した嵐。先月はアジア4都市を回ったキャンペーン「JET STORM」を敢行するなど、活動を加速させている感のある彼らが、今度はネットフリックスと組んで、活動休止までの1年間、毎月オリジナル制作のドキュメンタリー「ARASHI's Diary-Voyage-」を配信することを発表! 世間を驚かせています。

 

11月には、いままでデジタル関連の配信が一切NGだったジャニーズ事務所で、初の5大SNSの解禁、シングル曲の全世界デジタル配信の決定などを発表したのも記憶に新しい嵐ですが、今度はネットフリックス! しかも28ヶ国語に翻訳され、全世界190カ国に同時配信されるとのこと。旅先のバンコクのカフェで、可愛いタイ人の女の子が嵐のウチワを持って「ファンなの」と語っていた光景を思い出すにつれ、ボーイズアイドルグループ、という非常に日本的な文化が世界に向けて配信される年にもなるのだなという気がします。

占星術でも2020年は山羊座の年、山羊座の常識とルールを重んじる性質がとても日本人的で、日本にスポットライトが当たる年とも言われていますが、それをまさに象徴するような出来事。他でもない、テレビ画面からも溢れるような紳士的な立ち居振る舞いの彼らにスポットライトが当たるのも納得できるような気がします。
 

時代を目撃する、新しいドキュメンタリーの形


なにより面白いのが、1年間同時進行で撮影・編集され、それが毎月配信されていくということ。映画や通常のドキュメンタリーと違って、彼らに何が起こるか、彼らがどんな心情でインタビューに答えるかは、まだ未知数。2020年12月の最後までどんな作品が配信されるのか、その行方は予測不可能だということです。

『20年活動してきた僕らが、2020年末で活動休止するのは何故か。そして、僕らがその時「何を思い、何をしたか」その瞬間を一年間、伝えていきたいと思います。僕自身、どんなドキュメンタリーになるのか今は想像がついていませんが、嘘偽りのない僕らがそこに映っています」』ー(松本潤)

ファンとの交流や世間の出来事、もちろん彼ら自身を取り巻く状況で刻々と変わっていくドキュメンタリー作品を見るというのは、まさに時代を体感する経験。観ている人にとっても、一緒に作品を作っているような、当事者意識を感じるライブ体験になるのではないでしょうか。

その映像制作を実現するスピード感は「テラスハウス」をはじめ、世界で膨大なドキュメンタリー作品を生み出し続けているネットフリックスがお得意とするもの。最近は日本制作のオリジナル作品の充実が目覚ましく、映画やドラマなど多数制作しています。(個人的には来年2月に公開予定の蜷川実花さん監督、中谷美紀さん主演のドラマを楽しみにしています)

日本のTV局とはまた違う、ネットフリックスという新しいエンターテイメントとの取り組みの中で、嵐のどんな新鮮な顔が見られるのかー。新しいことが続々起こりそうな2020年の幕開けです。
 

ネットフリックスオリジナルドキュメンタリーシリーズ
「ARASHI’s Diary -Voyage-」

2019年12月31日(火)より、ネットフリックスにて全世界独占配信

【出演】相葉雅紀、松本 潤、二宮和也、大野 智、櫻井 翔
【演出】原田陽介
【エピソード】全20話以上 (毎月不定期配信予定)

 

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朏 亜希子
主にファッションを担当。カジュアルファッション誌育ちのため、40代に突入し「大人にちょうどいいカジュアル」を模索中。長く使えるいいものと、たとえ今しか着れなくても心躍るもの、のおしゃれの幅を楽しみたいです。

著者一覧
 
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映画ライター 細谷 美香
1972年生まれ。情報誌の編集者を経て、フリーライターに。『Marisol』(集英社)『大人のおしゃれ手帖』(宝島社)をはじめとする女性誌や毎日新聞などを中心に、映画紹介やインタビューを担当しています。

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文筆家 長谷川 町蔵
1968年生まれ。東京都町田市出身。アメリカの映画や音楽の紹介、小説執筆まで色々やっているライター。著書に『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』(洋泉社)、『聴くシネマ×観るロック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、共著に『ヤング・アダルトU.S.A.』(DU BOOKS)、『文化系のためのヒップホップ入門12』(アルテスパブリッシング)など。

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ライター 横川 良明
1983年生まれ。大阪府出身。テレビドラマから映画、演劇までエンタメに関するインタビュー、コラムを幅広く手がける。人生で最も強く影響を受けた作品は、テレビドラマ『未成年』。

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メディアジャーナリスト 長谷川 朋子
1975年生まれ。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情を解説する記事多数執筆。カンヌのテレビ見本市に年2回10年ほど足しげく通いつつ、ふだんは猫と娘とひっそり暮らしてます。

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ライター 須永 貴子
2019年の年女。群馬で生まれ育ち、大学進学を機に上京。いくつかの職を転々とした後にライターとなり、俳優、アイドル、芸人、スタッフなどへのインタビューや作品レビューなどを執筆して早20年。近年はホラーやミステリー、サスペンスを偏愛する傾向にあり。

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ライター 西澤 千央
1976年生まれ。文春オンライン、Quick Japan、日刊サイゾーなどで執筆。ベイスターズとビールとねこがすき。

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ライター・編集者 小泉なつみ
1983年生まれ、東京都出身。TV番組制作会社、映画系出版社を経てフリーランス。好きな言葉は「タイムセール」「生(ビール)」。

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ライター 木俣 冬
テレビドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書に、講談社現代新書『みんなの朝ドラ』をはじめ、『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』ほか。企画、構成した本に、蜷川幸雄『身体的物語論』など。『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』『連続テレビ小説 なつぞら上』などドラマや映画のノベライズも多数手がける。エキレビ!で毎日朝ドラレビューを休まず連載中。