「好きな服が着れない」悩みが、あのアイテムで一気に解決しました_img0

素肌面積が大きくなりすぎて今の気分ではなかったミモレ丈のワンピは、ニットショートブーツで解消。今年は膝丈やミニもニーハイブーツ合わせでどんどんトライできています!

個やサスティナブルが本当の意味でも広告的にも毎日叫ばれ続ける今、”流行”という言葉がどこか悪者のように聞こえることがある。

私自身、流行嫌いのように誤解されることもあるけれど、決して悪いことばかりじゃない。

それは愛してやまないものが旬のアイテムとして注目される時。

様々なデザインが出回って選択肢も広がることになるから、これほど嬉しいことはない。

 

実際、冬はもちろん夏にだって季節問わずスエード素材のショートブーツを愛用している私にとって、ジワジワと世の中的なブーツ熱が上がっているここ数年、もっともっと流行して!と念じながらワクワクが止まらない。

そんな時はとにかくウィンドウショッピングが楽しくなるタイミング。
ブーツに関してももちろん、この1、2年でここぞとばかり、ニーハイブーツにニットブーツ、スエードブーツのお気に入りをいくつか見つけ、私はにっこり満足顔。

ただ、一方でそれと同時期、特に去年あたりは、なんだかヴィンテージ服がしっくりこない感覚があり、あんなに好きだったのに…と、膨大なヴィンテージコレクションを眺めながら自分の気持ちの移ろいを残念に思っている自分がいた。

でも、それは気分ではなく、靴が原因だったんだ!とハッとしたのは、今年になって白のニットブーツをはいてみた瞬間のこと。

ヴィンテージ服がこんなに新鮮に思えたのは久々!と心が湧いた数ヶ月前、もやもやした何かが一気にクリアになったようだった。

そう、流行と無縁のところにいるヴィンテージ服を纏うとき、全身が「ほっこり」「古くさい」印象にならないよう調整役をつとめていたのは、主張しすぎずほんのりその時の気分を足してくれる靴。

思い返してみればチャンキーヒールのカラーパンプスばかり合わせていた後、ヴィンテージと合う新たな気分の靴が見つからず、だからといって今までのパンプスはもう違う気がする…と迷いが出始め、それと同時にヴィンテージ服が着にくくなっていたのだ。

この気づきをきっかけに、手持ちの服とブーツの組み合わせがしっくりくるようになり、またもやヴィンテージ服が楽しい。

しかも去年からはいていたニーハイブーツの気分もさらに高まったことで、”好きなのに丈のバランスだけが気分じゃなくて着られない!”とジレンマに苦しんでいたワンピースやスカートたちがどれも新たなバランスで纏えるようになり、ここ最近出番が少なかったアイテムたちも大活躍。

そもそも、足首をホールドして歩きやすい上、これからの寒い時期もタイツ合わせなんて面倒なことを考えることを免れられるブーツは、嬉しいこと尽くめ。

たくさん歩けて、暖かくて、見た目もあがるブーツたちに囲まれ、冬にめっぽう弱い私も今シーズンは楽しく過ごせそう。

あとは冬の私の必需品、貼るミニカイロと貼らない靴用ブラックカイロ、そして心地よい暖かさにハマっているウールシルクのインナーを携えて、これからクリスマスのストラスブール&ロンドンに向かいます!

さて、貴女は好きなのにどこかしっくりこない服はありますか?着慣なれた手持ち服の印象を刷新する方法は?

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最近のヘビロテブーツたち。表革のスムースレザーブーツはまったくはかないわけではないけれど、やっぱりマットな風合いの方が全体になじんでコーディネートから浮かないので私は好き。決してアヴァンギャルドにまとめたいわけではないので、モードすぎるデザインを避け、ゴツさのないシンプルなものを選んでいます。

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