biboさんからの質問

Q. 40代からの保湿ケアの注意点はありますか?


正しい保湿ケアのお手入れ法を学ぶことがなかったので自分のお手入れが正しいのか間違っているのか知りたいです。

 


アヴェニュー六本木クリニック・形成外科専門医 南村 愛先生

A. 「保湿=エイジングケア」と言っても過言ではありません。保湿ケアをしっかりおこなって。


ズバリ、「保湿=エイジングケア」であること。保湿が足りない乾燥した肌はシミやくすみ、シワ、毛穴の悪目立ちにつながります。
年齢を重ねると自力で肌の保湿成分を生成する能力が低下するため、肌も粘膜も乾燥する一方です。さらに、肌のターンオーバーも遅くなり、役目を終えた角質細胞が剥がれ落ちるのにも時間がかかり、肌のごわつきやくすみが生じます。
潤いを奪い過ぎないことに注意し、ご自宅での保湿に限界を感じたら、美容クリニックでの保湿ケアをおすすめします。美容クリニックでハリを出すような深さまで潤い成分を浸透させる保湿ケアをし、肌本来の働きも助けてあげる。もちろん、お家でのお手入れも忘れずに。そうすることで肌のバリア機能の回復が期待できます。

 

そこで、自己流になってしまっているお手入れ法についてこの機会に見直してみましょう。

・ベタつくクリームは使っていないけど……
ローションパックだけとかクリームを使わないなどとおっしゃる方もいますが、水分と油分では保湿機能が異なりますので、ともに補充する必要があります。水分や油分は角質細胞間に染みわたり、特に油分は肌表面をヴェールのように覆い、肌内面の水分蒸発を防ぎ、外からの刺激から肌を守る役割をします。肌が乾燥すると、皮脂をつくる皮脂腺の活動が活発になり、皮脂腺の多いところがべたつき、そうでないところは乾燥のままという、いわゆる混合肌になります。べたつきの根底に乾燥が隠れていることが少なくないんです。

口元や目元などのかさつきを感じる方、洗顔後すぐに何か塗らないと顔がつっぱるという方は、洗顔方法の見直しと、アイテムの追加を検討されてもよいと思います。

・使用量については?
化粧品の使用量についてですが、多すぎても吸収される量には限界がありますので、もったいないだけです。また、アイテムを重ねれば重ねるだけ、摩擦が加わるため、注意が必要です。
手のひら2枚分(顔)に対して、適当な量とはどれくらいかというと

・化粧水なら500円玉大
・乳液なら10円玉大
・クリームなら人差し指の第一関節から指先まで
と言われています。

・ブースター美容液は使用した方が良い? 悪い?
ブースターは肌を柔らかくし、肌が水分を引きこむ力を増強させます。オイルフリーの処方であればなお可。後から使用する化粧水の染み込みが良くなるため、おすすめします。

PROFILE
  • 南村 愛先生・アヴェニュー六本木クリニック・形成外科専門医富山大学医学部卒、形成外科専門医、日本抗加齢学会専門医、スポーツ医。食事、運動、医療、美容の知識を駆使し、形成外科、皮膚科、美容皮膚科領域の診療に従事。女性が楽しく、美しく年を重ねていくことを目指している。 この人の回答一覧を見る
 取材・文/長谷川真弓 

 

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