ここ最近世間を賑わせている、メーガン妃とハリー王子の王室離脱問題。ついに前代未聞、君主3世代+ハリー王子の、いわゆるトップ会談ならぬ、重要家族会議が先日行われました。
現在メーガン妃はアーチー君とカナダに滞在中で、会議には参加叶わずだったようですが、結果は、簡単に言うならば、祖母エリザベス女王が可愛い孫夫妻の意見を尊重された形に。まだまだ解決すべき事項はありますが、上位王族の地位を退き、一家でカナダで生活することが了承され、メーガン妃の望みは実現に向けて進んでいます。
常に目的意識が高く、前向きで、欲しいものは手に入れるといった強い姿勢は、そのファッションにも表れています。ご結婚直後から、異例と言われても“自分スタイル”を貫いてきたメーガン妃のファッションを見ていきましょう。
公の場の基本カラーは黒
コート、ドレス/ジバンシイ 靴/マノロブラニク 写真/ロイター/アフロ
ロイヤルメンバーの皆様にとって、本来黒は“喪”を意味する色。しかし今シーズンのトレンドカラーとして黒が注目されているように、メーガン妃にもそのルールはなし。公私問わずワードローブに黒が多いのです。おそらく、メーガン妃にとっては最も心地良い色なのでしょう。
一見無難と言われているこの色ですが、実は最も主張が強い色です。内面に強い個性を持っていないと、色負けしてしまって、着ている人を地味で暗い印象に見せる可能性大。そんな黒を華やかに、時にデザイン性のあるお洋服すらも難なく着こなすメーガン妃は、やはり強い意志や信念をお持ちなのだと思います。
男女同権を象徴するパンツスーツ
パンツスーツ/アレキサンダー・マックイーン 写真/Shutterstock/アフロ
こちらは、メーガン妃がロイヤルメンバーとなって初となる授与式へ出席されたときのスタイル。果たしてどんなドレスを着用されるのだろう?という皆の期待に反して、メーガン妃のチョイスは黒のパンツスーツだったのです。実は、女王を筆頭にロイヤルレディの主流はスカート。しかし亡きダイアナ元妃に続き、メーガン妃もパンツスーツがお好き。 タキシードを意識したデザインに、白のボウタイ、足元はスティレットのハイヒールなど、華やかニュアンスを加えるも、直球の女性らしさは避け、メンズライクなアイテムを愛用されています。男女同権の支援&活動に熱心なメーガン妃だけに、お仕事モードのファッションから、闘う姿勢がチラリと感じられるレッドカーペットスタイルでした。
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