令和を迎え、皇后になられた雅子さま。昨年の即位の礼や祝賀パレードでは、眩いばかりの美しさが世界中で話題になりました。聡明さと語学力、ご自身のキャリアを発揮され、海外からの賓客も細やかなお心遣いでもてなされるなど、精力的にご公務にあたられています。
そのご活躍ぶりに働く女性として母として、敬意や共感を覚えている女性も多いのではないでしょうか?

 

ファッションも雅子さま流です。鮮やかな色からパステルカラーまで、ご公務の内容に合わせた選択。伝統的な着物からエレガントなドレス、マニッシュなジャケット&パンツスタイルまで幅広い着こなし。ご成婚前のキャリア女性らしい颯爽としたスタイルに憧れたことを思い出す読者の方もいることでしょう。

ミモレではご婚約が決まった頃から今までの写真を紐解き、雅子さまのファッションに注目。雅子さまのスタイルには、知性とエレガンス、そして華やかさがバランスよく表れた、世界に通用する現代の新しい皇后像が反映されているのです。

 

清子さまの結婚式に、品格あるアイボリーのローブモンタントでご出席に。艶やかな生地には花模様が施され、スタンドカラー、ロングスリーブとシンプルなシルエットに仕立てられたドレス。ショートカットの雅子さまの凛とした雰囲気にぴったりです。アクセサリーはイヤリングとブローチのみでドレスを主役にされた装いです。2005年11月15日、帝国ホテルにて。写真:ロイター/アフロ

 

上写真から約2か月後、2006年1月2日の新年一般参賀も同じドレスで。写真/Reuters/AFLO

 

2010年12月23日、天皇陛下77歳のお誕生日を祝う一般参賀では、ブローチを変えられています。写真/ロイター/アフロ


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①2006年12月23日、天皇陛下73歳のお誕生日を祝う一般参賀には、ドレスと同じ生地の帽子をかぶられています。写真/ロイター/アフロ

②2012年1月2日、新年の一般参賀にて。写真/Natsuki Sakai/アフロ


キャプションは過去の資料をあたり、敬称・名称・地名・施設名・大会名・催し物名など、その当時のものを使用しています。

構成/片岡千晶(編集部)