本日より5回にわたり、スタイリスト樋田直子さんがご質問にお答えします。
個性的かつラグジュアリーな樋田さんの着こなしは、まさに “自由”そのもの。
「おしゃれにルールなんてないんだ!」と思わせてくれる中にも、
大人の女性ならではの品格と華やかさも存在します。
そんな独自のおしゃれセオリーが感じとれる樋田さんの回答、必読です。  

FUGAさんからの質問
Q.
さりげない色気ってどうやったら出るの?

内から湧き出てくるさりげない色気を出したい時は、どうしたらいいと思いますか。

スタイリスト樋田直子さんの回答
A.
ソフトな素材×ニュアンスカラーを選びましょう。あくまでも“自然体”であることが鉄則!

ご質問ありがとうございます。
例えば、同じネイビーのワンピースがあったとします。一方はコットン素材、もう一方はシルクジャージー素材。どちらが色っぽいと思われますか?
断然、後者ですよね。色気と聞くと肌の露出やボディコンシャスな洋服を想像される方がいらっしゃるかもしれませんが、ここで大切なのは、素材感。やわらかくてとろみのある質感に頼ったほうが、上品で素敵です。
色は、ピンクベージュやグレーベージュなどのブラウン寄りのニュアンスカラー、もしくは、ほんのり紫がかったネイビーやワインレッドなどの深みのあるダークカラーがおすすめです。鮮やかなヴィヴィッドカラーは、いくらやわらかな素材を選んでもさりげなくありませんから。

例えば、以前ミモレでご紹介したこんなシフォン素材のスカートはいかがでしょうか。
丈が長くても、ボディコンシャスなスカートよりも女性らしい気がします。

プリーツスカート¥34000/アキラ ナカ(プロジェクト)
*こちらの商品は、販売終了している可能性がございます。ご了承ください。

胸もとや背中が開いたワンピースのような露出の多いアイテムは、“いかにも”な感じが伝わってしまうので、避けたほうが無難です。逆に、体のラインが出ないゆったりとしたフォルムだったり、露出の少ない首のつまったデザインでも、先ほどの素材を色味さえおさえておけば、FUGAさんが求める“さりげない色気”を演出できるはず。ぜひ、お試しください。

 取材・文/大森奈奈