今週、とてもお忙しく公務に励まれたキャサリン妃。
27日にはアウシュヴィッツ解放75周年の記念式典に出席。翌日にはパトロンとなり支援をされているエヴァリーナ小児病院を訪問し、子供達と一緒にアートのワークショップに参加されました。
モノトーンスタイルが当然の追悼式典に続いて、翌日の公務でも同様のファッションだったキャサリン妃。
最近ダークカラーの傾向が強まり、お仕事スタイルがよりリアルクローズになってきているようです。
とはいえプリンセスらしさは維持し、決して地味には見えない賢いオシャレは健在です。
そんな、今週のキャサリン妃ファッションを見ていきましょう。
モノトーンは素材感のある英国調ツイードを選ぶ
ワンピース/キャサリン・ウォーカー クラッチ/ジミー・チュウ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:REX/アフロ
スーツ/ドルチェ&ガッバーナ 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:PA Images/アフロ
まず1枚目が追悼式典でのファッションです。黒い襟がアクセントになったライトグレーのワンピースは、キャサリン妃の鉄板シルエットであるフィット&フレアー。とてもプリンセスらしいデザインですよね。2枚目はその翌日、ダブルのテーラードジャケット+フレアースカートのセットアップを着用されての公務です。
どちらもガーリーなニュアンスで、コンサバティブな王道のデザイン。色はダークだけど、ネップツイードやツイードなど素材感のあるものを選ばれているので、重く見えないうえ、トレンドにも左右されず、着回しが効くアイテムですね。そして、英国調ツイードで英国プリンセスらしさのPRもちゃっかりと!(笑)。
ストッキング VS タイツ。それが大事なんです!
上の画像を見ながら、気づいた方はいるでしょうか?
とっても細かいけれど、実はとってもキャサリン妃のこだわりを感じるのが、ストッキングかタイツか問題!(笑)。
脚が透けるか透けないか、これは大きく印象が変わります。
追悼式典ではストッキング、公務時にはタイツを着用されているキャサリン妃ですが、その通り、フォーマルなシーンではストッキングが正解。それに比べてタイツは、ややカジュアルな印象になります。
キャサリン妃が、それに従って選ばれたかはわかりませんが、見た目的にもライトグレーのワンピースには黒タイツでは重く、肌が少し透けるストッキングの方が、気品や女性らしさを感じられますね。
かたや黒に近いダークカラーのスーツには肌が透けないタイツが◎。ストッキングでは軽すぎて、寒々しく、しかもセクシーにもなりかねません。子供達との交流ということで、カジュアルなタイツがぴったりです。
実はこの違いは、パンプスにもリンクしています。
どちらもジャンヴィト・ロッシのものですが、ストッキングには定番の細ヒールを、タイツにはトレンド感のあるブロックヒールを合わされているのです。
モノトーンスタイルをノーブルに見せるジュエリーは?
イヤリング/Cassandra Goad 写真:REX/アフロ
フォーマルな場所でのジュエリーはパールが基本。これは我が国、日本と同じですね。異なるのは、英国では”喪”のシーンでも、上品さと同等の華やかさがあって良いこと。
ご結婚以来、定番として色々なパールのデザインを所有されていますが、この時お着けになっているのはお花のモチーフ。
ドレスのテイストやヘアスタイルに合わせて、スタッズ型の可愛いデザインを選ばれています。
ピアス/マッピン&ウェッブ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ
ダークなお仕事スーツと相性の良いジュエリーはというと、ホワイトゴールド×ダイアモンド。
小振りで繊細なデザインがお好きなキャサリン妃。目立つことなく凛とした輝きを放つ、このピアス&ネックレスは、キャサリン妃の愛用ジュエリーです。
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