「4月からアラビア語担当です」と言われて呆然
大学生の時から外交官を目指していた中川さんは、一年の留年を経て念願の外務省に就職が内定。
しかし、入省直前、中川さんのもとに「アラビア語担当に決まったから、よろしく!」と人事課から連絡が入ったのです。
というのも、外務省では入省の際、新入職員たちに44の専門言語を割り当てるといいます(以下参考)。
しかも、中川さんのように、英語以外の言語が専門になった職員も、当然(というか、外務省内の雰囲気ではできるのが当たり前だそう)、英語はマスターしていなければならず、中川さんは社会人一年目にして人生最大のピンチを迎えます。
ちなみに、総理通訳を務めるのも外務省職員、つまり外交官の仕事です。
語学研修や大使館での通訳実績や評価を踏まえ、各言語で最も優秀な成績を収めた職員が、専門言語の総理通訳を務めるといいます。
これは意外と知られてない事実ではないでしょうか。
そして、窮地に立たされた中川さんは、外国語を最短距離でマスターする驚異の方法を編み出すのです。
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