ネットで詐欺に合わないために…絶対にやってはいけない3つのこと_img0
 

マネーコラムニストの西山美紀です。
新型コロナウイルス感染症が心配な状況。在宅勤務が増えている方や、お子さんがずっと家にいる家庭など、心身ともに落ち着かないですよね。
我が家は小学生2人、長い休校の後、春休みに入りました。

 

家にこもりがちになり、通販での買い物や振り込み、各種支払いなどで、ネット銀行や大手銀行のネットバンキングを使う機会も増えているのではないでしょうか?

最初はおっかなびっくり使っていたネットでのお金のやり取りも慣れてくるにつれて油断してしまって、思わぬ詐欺にあう危険性あり。
今回は、そんなあなたに注意点をお伝えします。
 

① スマホに届いたSMS(ショートメッセージサービス)からネットに飛ばない


「スマホにショートメッセージがきて、宅配便からだと思ったら、実は偽のメールだった」というニュースを見たことがありませんか?

偽URLから偽のサイトに飛んでいるのに、本物のサイトだと思い込んで住所や電話番号、名前などを入力して個人情報を盗み取られてしまう詐欺です。
宅配便を利用する機会が増えているからこそ、気をつけたいですよね。

銀行の場合も同様に要注意。
「○○銀行のネットバンキングです。問題が起きましたので、こちらから再度ログインを~」などと、あたかもその銀行から送られてきたように見せられる詐欺です。IDやパスワードをホイホイと入力してしまっては大変。
さらにワンタイムパスワードなども入力してしまえば、不正送金などの被害にあってしまいます。
ネット銀行やネットバンキングなどのサービスを使う際には、「正しいトップページ」から進むようにしましょう。

ちなみに不正送金された場合は、重大な過失がなければ、基本的には返金される仕組みがあります。ただし、返金にはかなり時間がかかりますし、時間がかからなかったとしても、被害に遭わずにすむに越したことなし! SMSには十分気をつけて。

 
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