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プロが語る睡眠の質を高める寝具の選び方

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人生100年時代と言われる中、美と健康だけでなく仕事のパフォーマンスや記憶力向上にも大きな役目を担う「睡眠」。「人生の1/4以上の時間を睡眠に費やすと考えたら、決して疎かにはできないですよね」と語るのは、エアウィーヴの快眠プロデューサーである長谷川恵美さん。
ここで睡眠環境を整える上で大きな役割を占める「寝具」について、長谷川恵美さんがおすすめする睡眠の質を高められる寝具選びのポイントを聞いてみました。

 


「ホテルの寝具もチェックします」
現代人は寝ることにこだわりを持ってもいい

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世界中のアスリートが“無くてはならないもの”として名を挙げる「エアウィーヴ(airweave)」。世界で活躍するアスリートの眠りをサポートし、また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャル寝具パートナーとして、選手村の全部屋にまさに“オリンピック仕様”のエアウィーヴを導入することが決定しています。寝具メーカーとして名高いエアウィーヴも2004年の創業時はクッション材やリサイクル商品の製造及び販売からスタートしていたのだとか。

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長谷川恵美さん 化粧品メーカーのPRを経て、2014年にエアウィーヴ入社。入社当初はPRを担当し、イベントや講演などで睡眠セミナーを開いているうちに睡眠の大切さや寝不足の恐ろしさなどを伝える重要性に気づく。現在は「快眠プロデューサー」として全国各地の自治体や企業などで講演をおこなっている。

「セミナーの依頼があれば北は北海道から南は沖縄どこへでも出向きます。昨年は約150講演くらいしました。2〜3日に1回はどこかで『睡眠の大切さ』を話している計算ですね(笑)」と語るのは、エアウィーヴの“快眠プロデューサー”として老若男女に睡眠の大切さを伝えている長谷川恵美さん。

「睡眠が健康はもちろん、仕事の効率にも左右するということは皆さんもご存知かと思います。ですが、日本人の睡眠事情を調べてみると、残念ながら睡眠に対する意識が高いとは言えないことがわかります。睡眠時間においてはワーストから数えたほうが早いですし、『睡眠環境を整えていますか?』という問いにも、ほとんどの人が『していない』と答える。

ある日、どうして日本人は睡眠に対する意識が低いのか、ということを考えてみたのですが、ひとつ考えられるとしたら、『子どもの時に睡眠の大切さを学んでいないから』なのではないかと。親に『早く寝なさい!』と怒られることはあったけど、なぜ、早く寝ないといけないのか、その理由はよく分からないまま。つまり、日本は『睡眠教育』がまだまだ整っていないんですよね、これが問題だと感じました。

健康な体であることを目指すなら、睡眠環境を整えて、良い睡眠を得ることが大切。『眠ること』にとことんこだわっていただきたいですね。

私自身も講演で地方に出かける際は、宿泊先のホテルや旅館の寝具を調べています。もちろん、エアウィーヴを導入しているホテルや旅館を選んでいますが、無い場合はマットを持参することもあります。睡眠環境を整えるのとそうで無いとでは、その後のパフォーマンスに圧倒的な差が出る、これは私自身も実感しているからなのです」(長谷川さん)。