【ダウンヘアの場合】
ウェット&ドライの質感ミックスがカギ

 

菊地さん:「ダウンスタイルの場合も、まずオイルでツヤを出し、ストレートアイロンでクセをつけて。その後、毛先にフジコのポンポンパウダーをつけてマットな質感に。このパウダー、自然にボリュームが出て、しかもドライな質感を自然に出せるのでオススメです。ウェットな束感とドライな毛先、異なる質感をミックスするのがポイントです」
 

 

使用したアイテム


フジコポンポンパウダー

¥1800/フジコ(かならぼ)

スポンジを髪に直接ポンポンするだけで、「サラふわ髪」が手に入るパウダー。髪の根元にボリュームが欲しいときや、消臭効果もあるので、頭皮や全身の気になる臭いにも効果的。

 

ラフに見えて、実はしっかりと作りこまれているツヤ髪。朝のちょっとしたひと手間で、みずみずしいツヤのある髪と肌を手に入れたら、きっとまわりに与える印象も変わるはず。次回は、大人の“ツヤ”をファッションで取り入れるテクニックについて、白幡さんに伺います。


<問い合わせ先>
エンフォルド tel. 03-6675-5942

白幡啓

1996年よりスタイリストとして活動開始。独自の世界観から生み出される高感度なスタイリングを得意とする。意外性に富んだアプローチと時代を読むセンスで、数多くの女優・モデルからの支持も厚い。女性ファッション誌、広告、アパレルブランドのカタログ、またトークイベントなど、多方面で活躍中。2016年SSシーズンにディレクターとして「styling/」を立ち上げる。

菊地美香子

女性誌、カタログ、広告などを中心に活躍するヘア&メイクアップアーティスト。時代の一歩先をとらえるセンスと、年齢を問わず個性を最大限に生かしながらナチュラルな美へと昇華させるテクニックが支持され、女優、モデルからの指名も多数。2017年より、ナチュラル&オーガニックのビューティブランド「Celvoke(セルヴォーク)」のクリエイティブアドバイザーに就任。奥行きやニュアンスを表現した、絶妙な色と質感の数々は「いきなりお洒落な顔になれる」と大反響。

撮影/イマキイレカオリ
スタイリング/白幡啓(LOVABLE)
ヘア&メイク/菊地美香子(TRON)
モデル/小濱なつき
取材・文/出原杏子
構成/朏亜希子(編集部)

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