新型コロナウィルスによる影響で、なにかとストレスを溜めがちな時期ですね。こんなときは気を付けないと、パートナーとの喧嘩し、別れにまで発展してしまうこともあります。
そのためにもこの時期に気を付けた方がいいことが5つあります。
■気を付けること1:自分の“コロナの価値観”を押し付ける
コロナに関しては、もちろん不要不急の外出を控え、人との接触を控えた方がいいことは、事実です。その上で、この状況に対して、どう対応するべきなのかは、人それぞれの状況によっても変わってくるところがあります。
外出を控えることは大事だとしても、家に閉じこもってしまうことで精神的に参ってしまったり、心身に支障をきたしたりする人は、日用品の買い物がてら外出をした方がいいこともあるでしょうし、適切な外出の頻度も人それぞれです。つまり「感染リスク」と「心身の健康」の間でバランスを取る必要があるんですよね。
またコロナでの経済的な打撃を受けつつも、国からの補償では対象外となる人、また対象になっても、それだけではにっちもさっちもいかない人は、何かしらの経済活動をしなくてはいけなくなることもあるでしょう。その場合は、「感染リスク」と「自分の経済状況」とでバランスを取らないといけなくなるものです。
もちろん人命は一番大切です。その上で、ただただ「不要不急の外出を控えて、人に会わないようにする」だけでは、沈没しそうな船に乗っているような状況の人も少なからずいるのも事実です。そのバランスをどうするのかについては、その人の人生観にもよるし、そもそも正解があるわけでもないのかもしれません。だからこそ、自分の状況だけで見たコロナの価値観を押し付けてしまうと、相手の状況には合わないことも出てきてしまうことがあるんですよね。
もちろんパートナーが自分勝手な性格で、不要不急の外出をし続けて感染リスクの高い行動をしている場合は、苦言を呈した方がいいです。また、このコロナ騒動でのパートナーの言動により、尊敬できなくなったり、価値観の不一致を感じたりするときは、別れることになっても仕方がありません。
ただ、コロナに関しては、状況が複雑なところもあるので、もし別れたくない相手の場合は、ある程度は「見守ること」も大切かもしれませんよ。
■気を付けること2:無理やり会おうとする
外出の自粛を求められてはいますが、やはり「大好きな彼に会いたい!」と思う人はいるでしょう。でも、パートナーの方は「今は会うのを控えたい」と思っているのであれば、無理に会おうとしない方がいいものです。
これはコロナ騒動に限らずですが、相手が会いたがっていない時に、会うことを無理強いすると、こんなデメリットが出てきます。
・あなたが「会いたい」と言えば言うほど、彼は強制させられている感じがして、どんどん会いたくなくなってくる。
・あなたが会いたがることで(=彼は「あなたに会える」という状況を簡単に手に入れることで)、彼にとって「あなたに会うこと」の価値が下がる。
例えば、滅多に会えない人に会えるとなると、何が何でも時間を作って会おうとしますが、いつでも会えるような相手、更に言えば、会いたくない時も会わなくてはいけない相手の場合は、だんだん時間の融通をつけたくなくなってくることもあるもの。だから、パートナーが会いたがっていない時は、いくら寂しくても、無理を言って会わない方がいいんですよね。
■気を付けること3:パートナーの行動を制限する
コロナに関しては、自分が感染するだけでなく、濃厚接触した相手にもうつしてしまうので、パートナーが感染リスクの高い行動をしていると、自分も感染しやすくなるものです。
とはいえ、彼の行動を制限するようなことばかりをしていると、彼にとっては、ある意味、束縛をされているのと同じような息苦しさを感じてしまい、あなたと付き合っているのが段々辛くなってくることもあるでしょう。
だから、もし感染が怖いのであれば、「彼の行動を制限する」ことよりも、「この時期は、会わないようにする」ことの方がいいかもしれません。もしくは、彼に「感染リスクの高い行動をしないのであれば、デートをする」か、「好きに行動してもいいけど、その代わり、しばらくは会わない」のどちらかを選択させてもいいでしょう。
とにかく自分の意見をただただ押し付け、相手から自由と選択権を奪ってしまうと、窮屈な思いをさせてしまうので、気を付けましょうね。
■気を付けること4:愚痴、不満ばかりを言う
仕事や経済において、コロナの打撃を受けている人は多くいます。そんなときに愚痴をパートナーにぶつけてばかりいると、相手はだんだん一緒にいるのが苦痛になってくるでしょう。
愚痴や不平不満、悪口を言うのは、「聞いている人のエネルギーを奪う行為」なんですよね。聞いていて、「楽しい!」と思う人はほぼいないし、大概は、テンションが下がるものですしね。
だから、愚痴をパートナーにぶつけるくらいであれば、庭に穴を掘って叫ぶくらいの気持ちでいて(笑)、彼と一緒にいるときくらいは、お互いが笑い合えたり、癒されたりすることをした方が、2人の愛も深まります。だから、相手を“自分のうっぷんのゴミ箱”にしたら、ダメですよ!
■気を付けること5:八つ当たりをする
「気を付けること4:愚痴、不満ばかりを言う」につながることですが、この時期にイライラして、パートナーに対して冷たい態度をとったり、意地悪なことをしたりすると、だんだん関係がうまくいかなくなってしまうことも。そんなことをして損するのは、結局、自分です。
イライラしているときは、1人になる時間を作って、自分の心ときちんと向き合うことが大切です。「自分は今、どういう気持ちなのか」「どうしてそんな気持ちになっているのか」「それを解決できる糸口は何かないのか」などを、1人でじっくり考えてみるのです。
また、負の感情が溢れ出るときは、紙に書き出すなどして、思いを吐き出すことも大切です。その結果、気分がスッキリして、冷静さを取り戻すこともありますしね。
場合によっては、たとえ現実逃避のようであっても、気を紛らわすことも大切です。人は「機嫌が悪い時に出る考え」と「機嫌がいい時に出る考え」は違ってくるもので、後者の方がより未来が明るくなるような前向きな答えになりやすいもの。だから、努力してでも、自分の機嫌を良くすることは大切なんですよね。
■トラブルが生まれやすい時期だから
人は、「恐れ」や「不安」の感情を抱くと、平常心を失いがちです。今はまさにそんな時だからこそ、さらなるトラブルが生まれやすくなるものなんですよね。
パートナーに心を許している分、甘えが出てしまい、ついつい相手に不愉快な思いをさせてしてしまうこともあるもの。でも、失いたくない大切な関係なのであれば、そこはグッと堪えた方がいいでしょう。
ストレスが溜まっている時は、1人の時間を作り、自力で解消することを心がけ、大切な関係を壊すことのないように気を付けたいものですね。
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