私は中野さんの著書に救われました。そして同時に、我が身を振り返る学びもありました。

「人を定義しカテゴライズすることは、そこからはみ出る人を排除する危険がある。そしてそれは大抵、無意識に行われている。」

ということです。

(きちんとしている方にとっては当たり前のことですよね。すみません…。)


私は法学部出身なので、「何について論じるときも、まずは言葉の定義から」という癖が染みついてしまっています。

ここでいう「国家」とは、
ここでいう「法」とは、
ここでいう「戦闘員」とは、
ここでいう「紛争状態」とは、

(例が不穏なのは気にしないでください…。)

どんな言葉もふわっと使うことはせず、必ず定義と範囲を明らかにすることで、議論を進めやすくなり、相手と齟齬が生まれにくくなるということを、法律を学ぶことを通して学びました。

社会に出てからもこの調子で、どんな概念も定義をきっちり決めてかかることで、無駄を排し、効率的でスピーディな仕事をしてきたと思います。


そしてそんな風にしてきたことで、私が切り捨ててきたものや見捨ててきた人たちがたくさんいるのだろうと、本を読んで思いました。

私が、「ダイバーシティ推進」に見捨てられてきたと感じていたように。


なんでも合理的に割り切りすぎない、硬軟のバランスを常に考える…。どういうマインドセットで働くのが自分にしっくりくるのか、まだ答えは見つかっていません。

(なんだか熱く語ってしまいましたが、大丈夫でしょうか…?色々なお立場の人がいるコミュニティにおいて、不適切な表現があったら申し訳ございません。)

目線を合わせてもらったら涙がでた【メンバーブログより】_img0
大学時代、模擬裁判サークルで一緒だった仲間たちとは今でも年に何回か集まります。写真は、昨年夏にみんなで山形旅行をしたときのもの。玉こんにゃく食べました。
 
●ミモレ編集室メンバー:奏kanaさん
皆さんはじめまして。都内で会社員をしている奏(かな)です。雑誌が好きで本が好きで漫画も好き…。子供の頃から筋金入りの活字の虫です。洋服も美容も大好きですが、「ファッションor美容を楽しむ」よりも「ファッション誌or美容誌を読む」方が好きかも?どうぞよろしくお願いします。


他にもこんなブログがアップされています!(※会員限定公開)

こんなのどう?自分へのご褒美(ポートレート撮影)>>

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