聞き手が話し手のためにできること


同じ場にいないテレビ会議だからこそ、話し手を不安にさせないように聞き手が心がけるべきことがこちらです。

あいづち…残念なことにテレビ会議では無効
テレビ会議特有です。せっかくのあいづちは、マイクオンでは話を遮り、マイクオフではただの独り言になってしまいます。

 

うなずき…想像よりも大きく。いつもより頻繁に(でも適度に)
実は一番大切です。うなずきは聞き手の「勝負アクション」にもなります。
テレビ会議でも一対一だとうなずけるのに、大人数のテレビ会議だと自分はあまり映らないと思うのか、うなずきの意識が薄くなる人が多いように感じます。その中で一生懸命話しを聞いて反応くれる人がいたら、間違いなく好印象!私なら贔屓したくなります(笑)。「はい」「おっしゃる通りです」「わかりました」etc, いわゆる同意、共感、承諾に加え「ちゃんと聞いていますよ」のうなずきが話し手を助けます。

質問・意見…相手の話が一区切りついたら完結に
それまではメモをして「聞くこと」に集中。質問する際は、マイクをオンにす
る前に実際に手を上げるといいと思います。話し手の方は「あとで質問タイ
ムを取ります」など質問しやすい環境を事前に作ってあげるといいですね。


テレビ会議は対面よりも顕著に、話が長いと「聞き手」が疲れ、聞き手の反応が薄いと「話し手」が疲れるものです。理由はどちらも一方向になっているからで、脳がコミュニケーションを求めるからですね。


「テレビ会議システムを早く使いこなしたい!」という方も「苦手だから毎回とにかく早く終わらせたい…」という方も、相手に配慮してうまく向き合うことでストレスも軽減されますし、確実に次に対面した時の自分の印象チェンジやチームビルディングに大きく役立つはずですよ。