タレントの小林麻耶さんが、読者の方と「ほっとできる時間」を共有したい、そんな気持ちでお送りする連載です。

小林麻耶さんの人生をラクにした「数秘」との出会い_img0


これまでのモヤモヤを解消してくれた「数秘」の力


今回は、私の人生に幸せのヒントを与えてくれた「数秘」についてお話したいと思います。
数秘と出会ったのは、仕事を休んでいたときに友人に見てもらったのがきっかけ。すごくシンプルに「自分って、こういう人間だったんだ」ということが腑に落ちて、今まで悩んでいたことが「なるほど〜!」と納得できたんです。

衝撃を受けたのは、恋愛・結婚のとき。人を好きになったり、恋愛するときに出てくる自分の性格を表す数字と、結婚するときや長く付き合っているときの性格を表す数字が変わるんです。

具体的に説明すると…数秘には「子供の数字」「青年の数字」「大人の数字」があるのですが、私は「子供の数字」と「大人の数字」の両方を持っているんですね。恋愛当初は「子供の数字」の性質が大きく出て、長く付き合っていくと「大人の数字」の性質が出てくる。

お付き合いしている方に、「どっちが本当の麻耶ちゃんなの?」と聞かれることもあって、「どっちなんだろう?」「なんで途中からしっかり者になってしまうんだろう?」と思うことがあったのですが、数秘と出会って、「どっちも私なんだ!」と自分を知ることができました。

そのことを知ってからは、次にお付き合いする方には「最初は子供っぽいと思いますが、途中からしっかりした大人な私になっていくので、驚かないでくださいね!」と言うつもりでした。でも結局、今の夫とは交際0日で結婚となったので、結婚後に言うことになったんですけどね。

 


自分を客観視して理解することで、「自分の軸」がもてるように


数秘の面白さにハマって、自分でもみられるようになろうと勉強を始め、資格を取りました。
そもそも「数秘って何?」って思っている方も多いと思います。
「生年月日と名前は、自分が選んでくる」という考え方があり、そこから導きだされた数字には、さまざまなメッセージが込められていると言われています。

とても歴史がある考え方で、「ピタゴラスの定理」でおなじみのピタゴラスから始まった、とされています。西洋占星術や易学などと並ぶ占術のひとつですが、数秘術や数秘学、といわれることも。「もって生まれた数字をもとに人間の本質を探るもの」です。その自分が持っている数字はいくつかあって、才能や能力、自分はどんなことをすると満足するのか・喜ぶのか、人からの第一印象、社会での役割・使命、生まれてきたテーマなどが分かります。

いろいろな情報があふれている昨今、ともすると情報に振り回されてしまいがちです。けれども自分の数字が表す“本質”を知っておくと、いつでも自分のホームに戻ってこられる。しっかりとした軸がもてるようになるので、生きやすくなると思います。

私自身、自分を客観的にみることで、より自分を理解できるように。その結果、心がすごくラクになりました!

 
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