東原亜希さん、バッシングの裏側も告白「井上康生さんとの出会い＆夫婦で描く未来」

いつも明るいHAPPYな笑顔が印象的なモデルの東原亜希さん。
私生活では柔道家・井上康生さんを支える妻であり、4人の子どもを育てる肝っ玉母さんです。

そんな東原さんが家族と過ごすリアルな1年間の暮らしを収録したドキュメンタリースタイルブック『life is good - 東原亜希の幸せな家族をつくる日々 -』（ワニブックス）が4月に発売となりました。

＊こちらは「2020年人気インタビュー20選」です。元記事は2020年5月27日に配信しました。

発売に先駆けて行なったミモレのインタビューでは、この本が誕生した経緯や夫・井上康生さんの素顔、自身のキャリアについて真っ直ぐ気持ちを語ってくれた東原さん。

【東原亜希さんインタビュー】家族の記録を初めて本につめた想い…夫・井上康生さんの素顔とは＞＞

【東原亜希さんインタビュー】モデル、起業、4児の母…多忙な生活を選ぶ理由と見据える未来＞＞

発売された本の中では、普段テレビや雑誌では見られないような素の家族の日常と、夫・井上康生さんへの想いが綴られていました。今回は本の中から旦那さんについて書かれた「Husband and wife」の章から一部を抜粋し、ご紹介します。
（以下、「 」内は書籍より東原さんの言葉の引用）

夫との出会い、結婚、そして今

「フジテレビの格闘技番組のリポーターをやらせて頂いていたときに、普段は格闘技しかやらない番組で1回だけ世界柔道を取り上げることになり、夫をインタビューしたのが最初の出会いです。テレビで見ていて井上康生という存在はもちろん知っていたけれど、それ以上の先入観は何もなかった。でもその日以来、私の中では『この人と結婚する！』という確信というか、ある意味思い込みができて（笑）。連絡先も知らないのにね。

（中略）20歳で出会って21歳で付き合い始め、5年という月日を経て結婚しました。すべてがオリンピック単位で進んでいて、本人が背負うものもすごく大きかっただろうし、想像以上のプレッシャーを私も隣で感じながらの5年間でした。オリンピックを目指すスポーツ選手の彼女。私が芸能の仕事をしていたからなおさら、成績が悪ければ『彼女と同棲しているからだ』みたいな言われ方をするし、負けたら『彼女のせい』と叩かれる標的になる。日頃、一生懸命ご飯を作って、どれだけ支えていても、一番観たい試合は記者に何を言われるかわからないから観に行けない。実際は、彼のお父さんと練習パートナーの方と4人での同居生活で、私の部屋もないのでずっとキッチンにいるような日常でした。」

「子どもが4人もいると、夫婦はもはや戦友というか同志みたいなところもあるんだけど、ここまで来て思うのは、夫婦に必要なのはやっぱり努力だなぁと。努力以外の何ものでもない。特に子育てが絡んでくると、お互いの価値観とか、自分は親にこうしてもらってきたとか、それこそ文化の違いが出てきてしまう。でも時間とコミュニケーションを重ねることで、夫婦になる。」

「久しぶりに2人だけで過ごす時間ができて、最初の頃は何を話していいかわからずちょっと照れてみたりして……。子どもの話がほとんどになっていたけど、最近では、老後、子どもたちが巣立ったら2人でたくさん旅行したいね、なんて話したりもしています。現在は柔道男子日本代表の監督を務めているので、遠征のために留守にすることが多くて、2週間海外へ行き2、3日だけ帰ってきてまた2週間出張、みたいなペースですが、子どもたちとは毎日テレビ電話で話していて、いない時間が多くても夫が家族の絶対的中心であり、柱です。」

著書の中では、旦那さんへの想いだけでなく夫婦での子育てについても詳しく語られています。そのほかにも家族のこと、仕事のこと、そして東原さんが実際に愛用しているキッチングッズやインテリア、断捨離を重ねたうえで手元に残った定番の服や小物なども紹介されていて、まるで東原さんのおうちを訪ねたような気分になれるはず。

自然な家族の風景が詰まった写真集＋エッセイのような1冊、ぜひお手にとってみてくださいね。