スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

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スニーカーはナイキ派です。リーボックはごつすぎるし、アディダスはオーセンティックすぎる。ニューバランスは足に合わないみたいで。はい、高校生からナイキ一筋。いや、途中何度かよそ見はしましたが、結局戻ってくる。

 

足にフィットする(スニーカーの合う合わないって、とてもシリアスな問題)、このアメリカンな感じが、スポーティなイメージが、「スニーカーをハズシで取り入れたい私」のニーズを満たしてくれる。適度にテクノロジーを搭載している風情も、ややもするとベーシックがマダムっぽくなってしまうこの年代のスタイルに取り入れやすいのです。

何足も持っていますが、この自宅待機中に、新しい1足を買いました。長女の日南子は同じモデルの白を購入。ナイキなら何でも良いわけではなく、

・ソールは白
→清潔感のため。あとはコーディネートを明るく見せてくれるから。
・ボディも白メイン
→どんな着こなしにも合う。スポーティで軽やかなイメージ。
・くるぶしと足首が見える履き口のデザイン
→脚が細く長く見える。
・細めのノーズ
→背が高くすらっと見える。
・小さくても黒が効いている
→全身を締めてくれる
・エアマックス
→厚底効果♡

ワンピースに合わせたり、マキシスカートに。基本、スカートが甘くなりすぎない、クラシックになりすぎない、老けないためにスニーカーを合わせるので、上の条件を厳しく見るようにしています。

自分の足で行かれる距離が伸びる、着こなしの幅が広がる――最近またスニーカーが面白い!
 

大草 直子

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蛍光イエローが適度に効いていて、それもまた良し。長女の一足は、真っ白に黒が効いている!
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くるぶしがしっかり見えるサイドのくり。これがしっかり見えるだけで違う。あとは、バックのかかと部分が少し高く設定されているから、この高低で、脚がスポーティに見える。対してアディダスのスタンスミスは、基本的に平ら。私の脚の形には合わないみたい。

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