緊急事態宣言の解除後も、リモートワークを続行している方は少なくないでしょう。誰も予想だにしなかった突然の“働き方改革”により、自宅で、1人で、集中力を保ちながら効率的に結果を出す方法を模索してきたこの2ヶ月あまり。
そんな試行錯誤中の方々に福音となりそうな書籍を発見しました。その名もずばり、『1分間仕事力』です。
「1分って……60秒のことですよね?」と単位の確認をしてしまうほど衝撃的な短さですが、著者の菊原智明さんは、「目の前の1分を制す者だけが結果を出せる」と説きます。

 

菊原さんは現在、営業コンサルタントとして活躍し、大学では講師として教鞭をとる“営業のプロ”ですが、新卒で入社した住宅メーカー「トヨタホーム」では7年もの間、「ダメ営業マン」として苦しんだ過去があったそう。
しかしその後、「訪問せず」「お客様に望まれる」営業スタイルを確立。約600名いる営業マンの中でMVPを獲得するなど、輝かしい成績を収めることができたといいます。

 

「今、時代が必要としているのは、短時間で効率よく結果を出せる人です。ようするに、“すぐやる人”だけが生き残っていくのです。」

こう語る菊原さんは、コンサルティング業務と並行して月7、8本の原稿を執筆。著書は60冊以上と、著述家が本業といっても過言ではないほどの書き仕事をこなしています。
さらに「1分間仕事力」を駆使し、365日ブログを更新。週1のメルマガ執筆、大学の授業用の資料作成や採点作業、月3〜5回のゴルフ、週1回のヨガなど、公私にわたってパワフルに活躍しているというから、たかが1分・されど1分。「塵も積もれば山となる」を実感せざるを得ません!
そんな「1分間仕事力」を身につけるためには、どうすればいいのでしょうか。
菊原さんは、「4つの短縮力」を挙げます。