007ファンの間では「M」役でお馴染み、イギリスが誇る名優ジュディ・デンチが、85歳にして英VOGUE誌のカバーに登場。
1957年に『ハムレット』のオフィーリア役で舞台デビューした彼女は、芸歴約60年! 2012年には加齢黄斑変性のために視力が低下し、台本が読めないほどになったけれど、その後も現役で活躍し続け、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞にもノミネートされています。
VOGUE誌のインタビューで引退について聞かれると「ノー、ノーノーノーノー。その言葉は使わないで」と冗談で答えていたけれど、昨年は『キャッツ』で渾身の猫役を演じていたし、まだまだ彼女の演技が観たいですよね(願わくば「M」役での復活も!)
キャリアでの元気な姿ももちろんなのですが、私が勇気をもらったのは、ジュディが2010年に動物園で出会ったデイヴィッド・ミルズという男性と恋に落ち、そのまま交際中だという事実。長年連れ添った夫を2001年にガンで亡くし、その後75歳で再び愛する人に巡り会うなんて、なんてロマンティックな人生♡
ちなみにジュディは、007で女性ボンド役の起用が取り沙汰されていることに対し、「(原作者の)フレミングは女性のボンドは望んでないと思うわ」と発言していて、これには私も賛成。極めて個人的な意見だけど、フェミニズムとか、007の世界には持ち込まなくていいと思うの。女性のボンド役を立てるくらいなら、MI6内で権力を持つタフな女性ポジションの「M」を生き返らせてくれ〜〜〜〜!!
そんなワケで(?)、仕事を現役でがんばるエネルギッシュな女性は恋愛も現役だと聞いて、何だか元気をもらえた私でありました。
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