緊急事態宣言が解除されたとはいえ、誰もが気兼ねなく旅行できるようになるまではまだ少し時間がかかりそう。でも、いつか行けるようになったときのためにと今から素敵な旅行先を探したり、計画を立て始めている人は多いのではないでしょうか。
そんな旅好きさんのために、今回はトルコの中でも人気のイスタンブル&カッパドキアから「美しいスポット」を厳選してご紹介。写真で“行った気持ち”になるもよし、そして実際に行けば感動間違いなし。おうちで旅行気分を味わってくださいね。
※この記事は2019年12月に行った取材をもとにしています。
波乱の歴史をその姿に残すビザンツ建築の最高傑作
アヤソフィア
本来はギリシア正教の大本山として作られながら、その後ジャーミィ(イスラム教寺院)へと姿を変えられたイスタンブルを代表する建築物。現在は博物館として内部を一般に公開、イエスや聖母マリアを描いたモザイク画とアラビア文字の装飾が混在する世界は、波乱に満ちたこの街の歴史を象徴するかのようです。一部現在も修復中ですが、巨大な建物なのでその部分を差し引いても見どころは十分。モザイク画の多くはイスラム教が偶像崇拝を禁じているため漆喰で塗り固められたり、またそれ以前の時代に信仰者が持ち去るなどしたために傷みが目立つものの、上階の回廊には比較的状態のいいものが残っています。
開館時間:夏期(4~10月)9:00~19:00、冬期(11~3月)9:00~18:00 入場は閉館の1時間前まで
休館日:月曜日 入場料:100TL
アヤソフィアHP
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