クランクアップはふたりで星空を見上げるシーンでした
――ぜひクランクアップのことも知りたいです。最後の撮影はどのシーンだったんですか?
Bright EP.11のバスのシーンです。ふたりきりでバスの中で話をして、外に出たあとに一緒に星空を見上げるんですけど、あそこが最後のシーンでした。
――とても心が温かくなるシーンでした。現場の様子はいかがでした?
Bright それが実はその日は朝の6時から撮影が始まって、終わったのが次の日の明け方の5時だったんです。まるまる23時間寝ずにずっと撮影が続いていたから、キャストもスタッフもみんな疲れていて。だから、クランクアップですってなった瞬間にみんな「終わった〜」って(と、両手を放るように上にあげる)。普通の現場ならそこでお祝いムードになるんですけど、もうみんな疲れていたので、早く家に帰りたいって感じですぐに帰りました(笑)。
――そんなに疲れていたんですか?
Bright Winも先に帰ったもんね(笑)。
Win 帰りました(笑)。
Bright Winだけじゃなく、他にも先に帰った人が何人もいて。それぐらいみんなヘトヘトだったんです(笑)。
――じゃあ最終回の放送を終えたあとはどうですか? 改めて何かふたりの間で言葉をかけ合ったりしましたか?
Bright 特別にというのはなかったかな。と言うのも、最終回が終わったあともふたり一緒の仕事があったので、あんまりそこでおしまいという感じじゃなくて。
Win 毎日毎日会っていたから、改めて何を言ったらいいのかというのもあったよね(笑)。
Bright うん。それに何よりWinは最後だから何か言うっていうタイプじゃなくて、普段の何気ないときからよく「ありがとう」と言ってくれるんですね。だから僕も自然に「頑張ったね」って声をかけていたし。僕らの間ではそれが普通で、特別という感じではないんです。
Win Brightには初めて会った日から今日まで本当に支えてもらって。芸能界のことを何も知らない僕にいろんなことを教えてくれた。本当にありがとうございます、という気持ちです。
Bright (ニコニコしながら聞いている)
遠いタイの地からリモートでの取材に応えてくれたBrightくんとWinくん。小さなパソコンの画面を覗き込むようにしながらふたり並んで話す姿は、こちらの頬が自然と綻ぶくらいに微笑ましいものでした。
まだまだ続くBright&Winトークは後編へ。作品を通じて考えた「愛」のこと。そして日本へのうれしいメッセージなど、ボリュームいっぱいの内容でお届けしますので、どうぞ後編もお楽しみに!
インタビュー後編は6月19日(金)公開予定です。
6月20日(土)、初の『グローバル ライヴ ファンミーティング』開催!
Bright&Winにとって初のファンミーティングが、6月20日(土)の15時(日本時間)からオンラインで開催! もちろん日本からも視聴できます。ライヴ配信では歌やダンスといったパフォーマンスにファンからの質問タイム、豪華商品が当たるゲームなどを予定。※配信には英語と中国語の通訳あり。
視聴には動画配信アプリ『V LIVE』のダウンロードとチケットの購入が必要です。
取材・文/横川良明
通訳/Sansanee tienklasang
協力/宮島麻衣
構成/山崎恵
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