タレントの小林麻耶さんが読者の方と「ほっとできる時間」を共有したい、そんな気持ちでお送りする連載です。
ここ最近の外出自粛の影響で長らく美容院に行けなかったこともあり、「髪をショートカットにしたい!」という欲望がフツフツと沸いているという麻耶さん。そこで、これまで4万人以上の女性のヘアチェンジに立ち会い、ベストセラーの著書『女は、髪と、生きていく』(幻冬舎)の著者でもあるヘアライター&エディターの“さとゆみ”さんこと佐藤友美さんに相談をすることに。
前回は「似合う髪型と気にいる髪型は違う」ことから、「気にいる髪型にしてもらうには、自分の棚卸しが必要」ということを学びました。
前回記事「【小林麻耶さんのショートヘア願望】失敗しないために切る前にするべきこととは?」はこちら>>
美容院に行く前にやるべきことは、3ヶ月から半年後の自分をイメージして、20個の形容詞を書き出し、そのうち特に大切にしたいもの3つを選ぶというもの。
今回は具体的に麻耶さんがどんな自分になりたいのか、棚卸しをしていきます。
大人の色気ショートは「後頭部」が命!
さとゆみさん:美容室に行ってから困らないように、ここでしっかりイメージしていきましょう!
麻耶さん:なりたい自分ですよね……。えっと……色っぽくなりたいです。人妻の色気がほしい(盛大に照れる麻耶さん)。
さとゆみさん:いいじゃないですか!
麻耶さん:あ〜でも美容師さんに言いづらいなぁ(照)。
さとゆみさん:ちなみに、ショートで色気を出すならキモは「後頭部」です。後頭部をできるだけ高くして、襟足をシュッとしめると色っぽいショートになります。具体的にいうと吉瀬美智子さんや辺見えみりさんのような髪型。
麻耶さん:確かにお二人とも色っぽいですね!
さとゆみさん:あのシルエットをカットで意識して作ってもらうには、ちょっと縦に長く、後頭部を意識してボン・キュッ・ボンって感じに仕上げてもらうといいですよ。
麻耶さん:そうか、髪型でボン・キュッ・ボンをつくるんですね!
さとゆみさん:女性らしさって曲線に宿るんです。特にショートヘアの場合は後頭部の丸みからくびれて、襟足でキュッっていうのがポイント。はてなマークの上の部分みたいなシルエットが女性らしさにつながるんですよね。あと、このショートは知的に見えます。
麻耶さん:自分の意見をしっかり持っていて、ブレない印象があります。
さとゆみさん:キャスターさんって、みんな後頭部が高いんですよ。
麻耶さん:確かに。安藤優子さん、有働由美子さん、滝川クリステルさん、夏目三久さん……もそうですね!
さとゆみさん:キャスターさんは知的要素が強めなんですが、もう少しだけ色気に比重を置いたらいいと思います。
麻耶さん:色気ショート、目指したいです!
さとゆみさん:だとするとやっぱり先ほど名前が出た吉瀬さん、辺見さん、あとは黒木瞳さんのような女優ショートがいいですね。
麻耶さん:今名前が挙がった方々って、おしゃれなイメージもありますね。かっこいい服とかデザイン性のあるファッションも似合いそうな。
さとゆみさん:ショートだと、色っぽい格好をしても色気ムンムンには見えないから服が似合いやすくなるんですよね。ロングヘアで胸を開けるとちょっとエロく見えてしまうけど、ショートカットだとヘルシーに見える。
麻耶さん:ヘルシー!先日、スタイリストの望月律子さんにファッションのお話を聞かせていただいて、服を選んでいただいたときに、今後の方向性としてヘルシーを目指したらいいんじゃないかって話になったんです!
ヘルシーっていいですね。実は、夫が4歳年下なんです。夫にずっと好きって言ってもらいたいので、だとするとあんまり色気で年上感を出しすぎてもなぁ。どうしよう……!
さとゆみさん:ちゃんと伝えられたら美容師さんがうまく調整してくれるから大丈夫ですよ。それに旦那さんも新しい髪型が好きかもしれないですし。新しい麻耶さんにドキッとするかも。
麻耶さん:キーワード選び3つ、難しいですね。知的さはほしいし、ヘルシーで健康的でもありたい。そして色っぽさ。健康的と色気って両立できるものですか?
さとゆみさん:そんなに色っぽくなりすぎないほうがいいんだなってことは伝わりますよね。
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