タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。
夫婦・親・子どもとの関係や職場の人間関係や自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。今回はミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。
日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?
【恋愛のお悩み】
私はアラフィフですが、恋愛が成就したことが一度もなく、ずっと片想いばかりし続けています。
「この人いいな」と思ったら、すでにその人にお相手がいることばかり。たとえデートに漕ぎ着けたとしても、私の方が好きすぎて相手から馬鹿にされたり、ドン引きされたり、酷い時にはストーカー呼ばわりされたりして、結局振られてしまうんです。
だからもう「私にはそういうご縁がないんだ」「好きになっても辛い思いばかりさせられるんだ」と、人生に希望が持てなくなっております。でも、絶対妥協せず、自分が好きな人と結ばれたいんです。どうすればいいですか。
(kimidayanさん・45歳)
恋愛というのは“お互い様”です
kimidayanさん、ご相談ありがとうございます。
気になった方にいつもお相手がいるというのは、とても残念なことです。ですが、お悩みを読んで気になったのが、相手から「バカにされる」「ドン引きされる」「ストーカー呼ばわりされる」というところです。ここまでの反応をされるのは、もはや恋愛の温度感とは言えません。
もしkimidayanさんがすごくユニークな方で、自虐的にエピソードを書いているのならいいのですが、もしここに書いてあることがそのまま事実なのだとしたら、好きという気持ちを伝える表現がストレートすぎたり、相手が断っているのに、それに対して独りよがりな解釈をしていませんか? 文章を読んで、そこが少し気になりました。
“絶対妥協せず”というのも強い表現ですよね。好きな人と結ばれたいと思う気持ちはみんな同じです。ただ恋愛には相性があり、お互いがあってのものなので、やっぱり“お互い様”なんです。成功しなかったときは、「相手に〜された」と考えるだけではなくて、自分の胸に手をあてて学びましょう。自分の何が相手にとって心地よくなかったのか、振り返って学んで、次の恋愛に生かしていく。今はご自身を客観的に見ることができていないように思います。
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