デイリーにも休日にも、そして旅でも……どんなシーンでも着られて、こなれた雰囲気が手に入るリネンシャツ＆リネンシャツワンピースは夏に頼りにしているアイテム。なかでも大好きなフィナモレのシャツを着回しコーディネートで紹介します。
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憧れのシャツブランド、フィナモレ
フィナモレはシャツ好きの私にとって憧れの存在。今から95年も前、1925年にナポリでハンドメイドのシャツ作りから始まったブランドです。
初めてフィナモレを知ったのは、今から10年近く前だったと思います。大好きな先輩方である大草直子さんと三尋木奈保さんが素敵に着こなされているのを見て、私も欲しい……！と購入したのでした。当時、まだまだ半人前だった私にとっては3万円を越えるシャツを買うのにとても勇気がいったのですが、手に入れたときの感動と喜びは今でも鮮明に覚えています。
見た目だけでなく、着心地も最上級！ハンドメイドシャツの魅力
フィナモレのシャツはアームホール、ボタン付け、ガゼットが熟練した職人の手縫いによって仕上げているのが特徴です。ガゼットとは、裾の前身頃と後ろ身頃が合わさる部分に取り付けられているパーツのこと。
アームホールは「いせ込み（平面を立体的にするテクニック）」を熟練の職人の手縫いによって行うことで肩の運動量が増し、抜群の着用感を得られるうえ、着るほどに身体にフィットしてくるというのが最大の特徴です。
フィナモレのおすすめ①
ブラウンストライプ柄のシャツワンピース
こちらはリネン100％のシャツワンピース。リネンといえば、シャリ感がある風合いが魅力ですが、フィナモレのリネンは、ふんわりとした柔らかさがあり、着心地がいい。だから、毎朝つい手にとってしまうんです。
特に今の時期は、在宅で仕事をして、長時間座りっぱなしでパソコンに向かうことも多いので、着心地のよさがなにより大事。リラックス感はありますが、ちゃんと襟がついているから、オンライン会議などがあってもきちんと見えるのがうれしいポイントです。ストライプ柄でもこのブラウンの色味は珍しく、こなれ感があるのがいいですよね。
【仕事コーデ】フィナモレのリネンシャツワンピースをさらりとはおって
ワンピースは一枚で着ることもありますが、最近はアウターのように上からはおることが多いです。紫外線や冷房対策になるのはもちろん、シンプルな着こなしに奥行きを加えてくれるからです。
【旅コーデ】フィナモレのリネンシャツワンピースをガウン代わりに
しばらくは行けそうにありませんが、旅先でもリネン素材のシャツワンピースは大活躍するアイテムです。水着の上にバサッとはおれば、ビーチカバーアップとして役立ってくれます。
リネン素材は濡れてもすぐ乾くのも便利です。
フィナモレのおすすめ②
ドロップショルダーの白シャツ
こちらは、ドロップショルダーでリラックスしたシルエットが特徴のリネンシャツ。コットンのパリッとした白シャツも好きですが、リネンの白シャツはリラックス感が増し、以前ほどかっちりした着こなしが気分ではない今のムードにぴったりです。
【仕事コーデ】細身パンツと合わせてすっきりと
シンプルなネイビーのスティックパンツに合わせて。ベーシックなコーディネートでも、リネンならではのこなれた雰囲気があれば、コンサバになりすぎることがありません。
【旅コーデ】ゆるっとしたパンツと合わせてカジュアルに
こちらも妄想旅コーデですが、ビーチリゾート旅行には必ずリネンシャツを持参しています。主に日中に着るのですが、太陽の日差しとリネンの相性は抜群。さらりとした肌触りで汗をかいても不快感が少ないのも頼りにしている理由です。
お問い合わせ先／フィナモレ（アマン）
tel. 03-6805-0527
撮影・スタイリング・構成・文／高橋香奈子
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