キャサリン妃が受け継ぐ、ケンブリッジ公爵家のプリンス・スタイル

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写真:Glenn Harvey/Camera Press/アフロ

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シャツ&ショーツセット/レイチェルライリー 提供:Duchess of Cambridge/ロイター/アフロ

1枚目の写真は1985年5月、ご一家でイタリアをご訪問中、ロイヤルヨット“ブリタニア号”に乗船されている画像です。ダイアナ元妃が笑顔で見つめる先で、チャールズ皇太子に抱かれ、国民に手を振るウィリアム王子がお召しになっているのは、ブルーのトリミングがなされたピーターパンカラーの白いブラウスと、ブルーのショートパンツ。

2枚目の写真は、その20年後に撮影されたシャーロット王女を抱かれるジョージ王子です。こちらもブラウス、パンツ共に、父ウィリアム王子のファッションととても似ていますね。
白を基本に、きちんと感漂う襟付きのブラウス+ショートパンツ+ソックス。誕生から現在に至るまで、ケンブリッジ公爵家のプリンスが、ここぞ!という場でお召しになるのが、まさにこのスタイル。

キャサリン妃が我が子に着せられている、21世紀のプリンススタイルのヒントは、実は愛する夫と、亡き義理の母ダイアナ元妃からだったのです。

 


ダイアナ元妃へのオマージュは、コートにも!

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写真:Glenn Harvey/Camera Press/アフロ

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コート/ペパ&カンパニー 写真:Shutterstock/アフロ

こんな画像も発見しました。
1枚目の写真が1986年のダイアナ元妃とウィリアム王子(4歳直前)、そして2枚目の写真が4年前のジョージ王子(3歳)。王子お二人のコートが極似です。

小さな襟とフラップポケットにベルベットがあしらわれた、ダブルボタンのウールコート。
色は違いますが、デザインはほぼ同じと言えますね。これも以前からロイヤルキッズの皆様に愛されてきたコートで、それを一般から嫁いだキャサリン妃がお子様達に受け継いでいらっしゃるというわけです。

時代が、より簡単に、楽に、どこで何を着ても、といった自由なファッションの流れになる中でも、TPOを考え、なるべく幼い頃からきちんとした格好をさせて慣れさせていらっしゃるキャサリン妃ママ。そんな変わらないロイヤルスタイルだからこそ、私達も惹かれ続けるのでしょう。

それにしても、今回の主人公ではないですが、やはりダイアナ元妃の存在感とファッションにも思わず注視してしまいますね!
ボリュームのある膨らんだ袖に80年代を感じますが、時代のファッションアイコンプリンセスは、やっぱり今見ても素敵です。

構成/高橋香奈子、片岡千晶(編集部)

 

前回記事「女王の愛孫・ベアトリス王女の質素なロイヤルウエディングとリメイクドレス」はこちら>>

 
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